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ドリトル先生の落語
第十一幕その六

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「漫画はね」
「そんな人の書いた本よりいい」
「是非読むべきだね」
「先生にしても」
「そうだよ、まあ中にはね」
 その漫画の中でもというのです。
「酷い漫画もね」
「あるね」
「その思想家の人みたいなのが」
「漫画でもあるわね」
「ライトノベルでもね」
 こちらでもというのです。
「中にはあるけれど」
「往々にしてね」
「漫画やライトノベルは違うね」
「そうだね」
「そちらは」
「面白くないと読まれないからね」
 漫画やライトノベルはというのです。
「いいんだよ」
「そうだね」
「テレビと違って」
「掲載されているから読む」
「そういうのじゃないね」
「そうだよ、テレビのバラエティ番組みたいにね」 
 それこそというのです。
「枠を埋めるだけの手抜きで」
「出演する人達も適当で」
「碌でもない人達の様な」
「そんな風だとね」
「誰も読まないからね、実際運動家みたいなこと書いたら」
 それならというのです。
「そんな漫画やライトノベルはね」
「批判されるよね」
「先生前もそんなこと言ってたね」
「そんな漫画あるって」
「それでライトノベルも」
「電波という言葉があるけれど」
 日本にはというのです。
「もうね」
「そうした漫画やライトノベルは電波だね」
「まさに」
「そうなるね」
「そして電波なんてね」
「皆好んで読まないね」
「そうなるよ、実際とんでもない作品発表して」
 そしてというのです。
「インターネット上で批判されることもね」
「ありますね」
「うん、けれどね」
「そうした漫画やライトノベルがあってもですね」
「多くのものはね」
 漫画やライトノベルはというのです。
「違うから。たまたま作者さんがおかしくて」
「そうした作品になっていて」
「そんな思想家さんみたいな漫画家さんや原作者さん作家さんはね」
「そうはいないですね」
「本当におかし過ぎるから」
 先生はどうかというお顔で言いました。
「日本の思想家、それにね」
「学校の先生やマスコミ関係の人達はですね」
「特にテレビ関連はね」
「そういうことですね」
「日本の知識人の質の悪さが」
 まさにそれがというのです。
「出てしまっていると言ったら」
「そうなりますね」
「新聞やテレビは掲載しているだけ放送しているだけで目や耳にされていたけれど」 
 これまではというのです。
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