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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第5章
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2学期が始まって、直ぐにクラス対抗のソフトボール大会がある。5年生6年生合同で、私達のクラスの第一試合は5年1組と。午前中4試合で、午後から、準決勝と決勝。第1試合と準決勝は5回表裏だけで、決勝だけ7回表裏ということだった。
試合は我がチームの先攻で始まったのだけど、打ち続けて毎回の得点で、終わってみれば11-0の圧倒的勝利だった。午後からは、やっぱり5年生に勝ってきた2組との試合。私は、また、あの上原璃々かぁーと・・・あんまり気のりしなかったのだ。
「次の試合はみゅんがピッチャーな」と、泉希が・・・
「えぇー いきなり なんやねん そんなん・・・」
「上原さん 直接対決やー 水泳のときみたいに 打ち負かしたリぃー」
「あんなー ウチ あの子 苦手やー」
「だからよー あの子 みゅんに対抗心むき出しヤン みゅんのほうが上やって やったりぃー」
「そんなん みゅうみゅんは考えてへんしー 仲良くやりたいしー」
「まぁ みゅんが勝ったら 向こうは折れて来るかもよー」
試合が始まった時、上原璃々はベンチで出てこなかったのだ。私は快調に投げて、3塁を踏ませなかった。私と泉希は打ったので、この試合も5-0で勝っていたけど、上原璃々は最後まで出てくることは無かったのだ。
決勝が始まって、今度は泉希が投げていた。6年4組との試合。応援には、さっき3組に負けた男子が声援を送ってきていた。私達は後攻だったのだけど、1回の裏、私が先頭で打席に立つと・・・うちの男子達の声援は勿論なんだけど・・・2組の男子達の何人かが声援を送ってきていたのだ。「打て うてっー! みゅうみゅん 走れ はしれっ!」その後も、私が打席に立つ度に声援があったのだ。
試合は、6回裏に私と泉希の連打なんかもあって、4-2で勝っていた。
「いゃぁー すごいなぁー 5年の時はビリッカスだったけど 今年は、皆が頑張ってくれて 先生もうれしいよ」と、不忍先生が皆の前で言っていた。
「そうよ みゅんが入ったんで 皆の気持ちが変わったんだよねー」と、泉希ちゃんが私のことを・・
「そう ウチも元気貰えているんだー みんなもそうと違う?」と、すみれちゃんも言ってくれていた。
「そんなことないよー みんながみゅうみゅんに親切にしてくれるから クラスが盛り上がったんだよねー」
「まぁ まぁ 今度は 陸上だぞー 次も 皆で盛り上がるぞー」と、先生が拳を突きあげていた。そんなことは、しない先生だったけど・・・みんなもつられて・・「おー」と、拳を突きあげていた。
「なぁ 2組の男子が応援の時 言ってたんやけど 上原なっ うちの組に負けるんわかってるしー 男子がきっと みゅうみゅんの応援するんわかってるから それが嫌で 身体の調
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