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星河の覇皇
第八十五部第二章 日本大使館その十四

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「このままです」
「続いですね」
「行っていく」
「そうしていきますね」
「それも力を入れて」
「そうです」 
 まさにというのだ。
「続けていきましょう」
「わかりました」
「では引き続きです」
「ことを進めていきましょう」
「その様にしていきましょう」
 共に蕎麦を食べている面々も言ってだった。
 蕎麦を食べた後で武蔵星系の領事館に入った、そこでチバは領事から話を聞いた。
「この星系ではですか」
「はい、これといってです」
 背の高い黒人の男性の領事はチバに話した。
「日本政府はです」
「動いていませんか」
「地方自治体はです」
「これといってですね」
「普段と動きを変えず」
 そしてというのだ。
「平和にです」
「彼等の政治を行っていますか」
「はい」
 そうだというのだ。
「やはり動いているのはです」
「日本政府ですね」
「地方自治体の方はです」
「その地方自治に専念していて」
「他国の地方自治体との交流もです」
「これまで通りですね」
「友好と親睦を深めています」
 その様にしているというのだ。
「そして中央政府に対しては」
「これといってですね」
「何もです」
「動きは見せていませんか」
「我関せずと言えば極端ですが」
 それでもとだ、領事はチバに話した。二人は領事館の領事室において向かい合って座ってそのうえで話している。
「彼等は彼等の政治を行っています」
「地方自治体のそれをですね」
「対立することなく」
「平和なものです」
「地方自治体同士での衝突は」
 それはとだ、チバは言った。
「そうそうないですね」
「左様ですね」
「外交は交流というもので」
「お互いに友好と親睦を深めるもので」
「市民同士の交流に」
 それにというのだ。
「学校同士もです」
「友好を深めるもので」
「それで対立するということも」
 これもというのだ。
「そうそうです」
「ないですね」
「だからですね」
「今は平和で」
 それでとだ、チバに話した。
「何かあればお伝えしますが」
「今のところはですね」
「この通りです」
「何もないですね」
「お伝えする様なことは」
「わかりました、他の領事館もです」
「その様にですね」
「お話しています、では領事館は」
「領事館の仕事をしていて構わないですね」
「日本との友好を高める」
 その様にというのだ。
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