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夢幻水滸伝
第三百十九話 ロサンゼルスからはじまるその十三

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「メキシコ統一を目指してな」
「アメリカにはですね」
「一切介入してこん」
「あくまでメキシコですね」
「そしてな」
 トウェインはルルフォの戦略についてさらに話した。
「介入されることもな」
「アメリカ側からですか」
「嫌ってる、そやからな」
「中立条約はですね」
「願ったりの話や」
 ルルフォにとってもというのだ。
「そやからな」
「この度はですね」
「お互いの利益が共通しているので」
「話がすぐにや」
「まとまるとですね」
「確信してた、それでや」
「お互いに後顧の憂いを断つことが出来ましたね」
「これで安心してカルフォルニアの統一を目指せる」
 こう言うのだった。
「そしてそれからのこともな」
「メキシコ方面からの脅威はないですね」
「その分安心してや」
「ことを進められますね」
「まずはや」
 何といってもというのだった。
「カルフォルニアの統一や」
「そちらに専念しますね」
「そしてな
 そのうえでというのだ。
「さらにや」
「ことを進めていきますね」
「カルフォルニアは豊かで人口が多く色々な産業が盛んで」 
 そうした州でというのだ。
「この州を統一すればアメリカ西部ではや」
「それだけで違いますね」
「第一の勢力になる、そやけどな」
「トウェイン様の目的はそれではないですね」
「州一つ統一して治めてもや」
 例えカルフォルニア州が大きな州でもというのだ。
「それだけで世界を救えるか」
「無理ですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「絶対にな」
「だからですね」
「カルフォルニアからな」
 さらにというのだ。
「他の州もや」
「掌握していきますか」
「そうする、それで覇道を歩んでも」
「いいですね」
「世界を救う為に必要ならな」
 そうであるならというのだ。
「わいはや」
「覇道を歩まれ」
「そしてや」
 そのうえでというのだ。
「この世界をな」
「救われますね」
「そうするわ」 
 こう言うのだった。
「わいそして仲間達の手でな」
「そうされますか、では」
「ロサンゼルスに戻ったらな」
「また政ですね」
「ああ、内政に勢力拡大にや」
 それにというのだった。
「賊やモンスターもや」
「退治していきますね」
「そうしていってな」
 そのうえでというのだ。
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