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ドリトル先生の落語
第十幕その十二
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ますね」
「楽しくね、ではね」
「今夜はですね」
「皆で河豚を食べて」
 そうしてというのでした。
「日本酒をね」
「楽しみますね」
「そうしようね、日本にいたら」 
 そうだというと、というのです。
「本当にね」
「そうしたものも楽しめますね」
「そうだよ、河豚も日本酒も最高だよ」
 先生は笑顔でこうも言いました。
「どちらもね」
「そうですね、じゃあ」
「うん、一緒にね」
「皆で、ですね」
「楽しもうね」 
 こうお話してでした。
 王子が来たところで皆で河豚とお酒を楽しみました、そして先生はその中でいつもの笑顔を見せたのでした。
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