第十幕その十二
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受けてです、そうして皆を食堂に案内してです。
すぐに皆にスパゲティを出しました、そのスパゲティはアルデンテに茹でられていてオリーブと大蒜がよく効いていてとても美味しいです。
ノーム王は自分が注文したボロネーゼを食べて言いました。
「うむ、実にな」
「美味いのう」
カルボナーラを食べているドワーフ王が応えました。
「スパゲティも」
「天使の人達は食わぬが」
「しかしその料理はな」
「実に美味い」
「全くじゃな」
「これはな」
食べながら言いました。
「実にな」
「よいのう」
「ではな」
「これも食べてな」
「楽しもう」
「そうしよう」
「ワインもじゃ」
ノーム王は赤ワインが並々と入った木のジョッキを手に言いました。
「飲むぞ」
「そうするな」
「スパゲティにチーズをたっぷりまぶしてな」
「そして食うとな」
「ワインがよく合う」
「その通りじゃ」
「いや、ビールもよいが」
「ワインもよい」
このお酒も飲んでのお言葉です。
「実にな」
「ではたらふく飲もう」
「どんどんな」
「いや、天空のお城もいいわね」
トロットはボンゴレを食べつつ言いました。
「歴訪させてもらってよかったわ」
「全くであるな、実は次の国でな」
ノーム王はトロットに赤ら顔でお話します。
「わし等の歴訪もな」
「終わりね」
「そしてその後はな」
「帰国ね」
「そうする」
こう答えました。
「そうさせてもらう」
「そうなのね」
「いよいよな」
笑顔でさらに言いました。
「わし等の歴訪もな」
「終わるのね」
「そう思うと寂しいが」
実際に寂しそうなお言葉でした。
「しかしな」
「またよ」
「うむ、そこからな」
「すぐに別の楽しいことがはじまって」
「そうしてであるな」
「寂しく思うことはね」
「ないな」
「寂しさはね」
この感情はといいますと。
「次のよ」
「楽しさがあるからのう」
「思うことはないのよ」
「そうであるな」
「それにまだ歴訪は続くから」
最後の国のそちらにというのです。
「是非ね」
「喜んで、であるな」
「行きましょう」
「それではな」
ノーム王も笑顔で頷きました。
「楽しく思うと、今も」
「そうしていきましょう」
「ではな」
ワインを飲みました、そしてです。
皆でお昼も楽しみました、それからも天空のお城で楽しい思いを訪問が終わる時までしたのでした。
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