第四十話 童話の中からその十四
[8]前話 [2]次話
戦っていった、そして最後の熊をだった。
中里が千鳥を激戦の中で一閃させて倒した、すると熊は陽気に言った。
「おめでとう、これでだよ」
「僕等は上に行けますね」
「僕達全員に勝ったからね」
それ故にというのだ。
「出来るよ」
「ほな行かせてもらいます」
「じゃあ今はね」
「宿屋に戻りなさい」
舌切り雀が言って来た、この神霊とも戦い勝っているのだ。
「いいわね」
「いつも通りですね」
「そうよ、私達と戦って」
そうしてというのだ。
「かなりのダメージを受けていて」
「気力も減ってるので」
「休んでね」
宿屋でというのだ。
「そしてね」
「体力と気力を回復させて」
「あらためてね」
「冒険を続けることですね」
「この塔のね」
「そうさせてもらいます」
中里もそれはと答えた。
「今回も」
「そうしてね」
「そういえば今回のお宿は」
「雀のお宿でしょ」
「まさに」
「宿屋の人達は鳥人でね」
「雀です」
その鳥の種類はというのだ。
「そうなってます」
「和風のお店でね」
「ほんまにそうですね」
「それで出るお料理も」
宿屋でというのだ。
「それもね」
「和食で」
「本当にね」
「雀のお宿なので」
「そこでね」
「休んで」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「また頑張ってね」
「そうさせてもらいます」
「それじゃあ」
「はい、一旦下に戻って」
下の階にある宿屋にというのだ。
「そしてです」
「そのうえでね」
「また冒険をします」
中里は雀に答えた、そうしてだった。
一行は雀の宿に入ってそうして一泊した、そこで身体を清め勝利を祝う宴も楽しんでそれからであった。
一泊し身体を休めた、そしてまた冒険をするのだった。
第四十話 完
2023・9・1
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ