スーパーロボット大戦OGs
0059話
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二つに断ち割る。幸い爆発は起きなかったが、完全にスクラップ状態になってしまった。
「あまりやられっぱなしというのも面白くないのでな」
ユーリアの顔にはしてやったり、といった感じの笑みが浮かんでいる。
「これで3機ずつ、か。だがそちらもまだ甘いぞ!」
クロノスの右から伸びているビームガトリング砲の砲身を伸ばし、1機のガーリオンカスタムへと狙いをさだめる。
「集中」
精神コマンドの集中を利用し、トリガーを引く。
砲身が自分に向けられている事が分かったのか、何とか回避しようとするガーリオン・カスタムだが、集中の効果を得ている今の俺にとっては狙いを付け続けるのはそう難しくはない。1発のビーム弾は小さくても、その量は圧倒的なビームガトリング砲だ。すぐに限界を超えたダメージを叩き出し、エネルギーフィールドを突破して機体を爆散させる。
そして殆ど同時に、ユーリア以外の最後のガーリオン・カスタムも再度放たれたラーズアングリフのFソリッドカノンの弾丸により撃墜された。
「さすがにトロイエ隊、手強かったがこれで勝負は付いたな」
最後の1機になったユーリアへと声を掛ける。
「確かにそうかもしれないな。だが、まだ私という戦力が残っている以上、部下達の為にもここで引く事は出来ん」
アサルトブレードを持ち、こちらへと刃先を向けてくる。
「さぁ、アクセル。最後の勝負と行こうか」
「W16、俺がやる。手を出すなよ」
「しかし、私はレモン様に隊長の身を守れと命令されています」
「ふん、この程度でやられるようなら特殊処理班の隊長には就いていないさ」
俺の言葉に不承不承納得し、小さく頷くエキドナ。
「アダマン・ハルパー、起動。行くぞユーリア!」
アダマン・ハルパーを起動状態の大鎌のまま、SPブーストを使用し可能な限りのSPを込め、クロノスのブースターを全開にしてユーリアのガーリオン・カスタムへと斬り掛かる。
「来い、アクセル!」
ユーリアもソニック・ブレイカーによるエネルギーフィールドを展開しながらアサルトブレードを上段に大きく構えてこちらに突撃してくる。
ユーリアの考えとしては、ソニック・ブレイカーで俺を弾き飛ばしてからアサルトブレードで斬り下ろすといった所だろう。それは普通なら十分有用な戦法である。俺がエースボーナスであるSPブーストを使っていない状態であるのなら。
「うおおおおぉぉぉっっっっっ」
「はああぁぁぁぁぁぁぁっっっ」
俺とユーリアの声が戦場へと響き渡る。猛烈な加速でガーリオン・カスタムに弾き飛ばされる直前、俺はアダマン・ハルパーで斬り下ろす。……ガーリオン・カスタムではなく、エネルギーフィールドを狙って。
ユーリアの読みとしては、ア
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