第159話(最終幕終了)
[7/15]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
スへの指示を聞いて心当たりがあるナユタは目を丸くし、目を見開いたエイドスは静かな表情で呟いた後了承の答えを口にした。
「他のみんなは戦術リンクでヴァリマールにみんなの力を送ってあげて!それとヴァリマール以外の全ての騎神達の力もヴァリマールに送ってあげて!」
「おおっ!!」
「来て――――――”白の神機”ヴァイスリッター!!」
「応えて―――――”金の騎神”エル・プラドー!!」
「顕現せよ――――”銀の騎神”アルグレオン!!」
「来な―――――”蒼の騎神”オルディーネ!!」
「出でよ――――――”紅の騎神”テスタ=ロッサ!!」
「出番だぜ――――――”紫の騎神”ゼクトール!!」
”零の至宝”キーアの次の助言にその場にいる全員は力強く答えてそれぞれのオーブメントに搭載されている”戦術リンク”を発動してヴァリマールに自分達の力を送り始め、起動者達――――――エリゼ、エリス、リアンヌ、クロウ、セドリック、ランディはそれぞれの騎神や神機を呼び寄せて核の中へと入ってそれぞれの力をヴァリマールに送り込み始めた。
「す、凄い……!”黒”以外の全ての”騎神”達がヴァリマールに力を貸してくれているなんて……!」
「幾ら並行世界とはいえ、まさかこんなとんでもない光景を目にすることができるとはな。」
その様子を見ていた幽体のミリアムは驚き、幽体のクロウは苦笑していた。
「感じる、みんなの力を………」
一方ヴァリマールの中にいるリィンは全員から送られてくる力を感じた後ヴァリマールに霞の構えをさせ
「我は彼、彼は我……なれと汝は、我等に非ず………八葉一刀流、七の型”無”――――――”無想神気合一”!!」
そして異形のヴァリマールに新たなる奥義を叩き込んだ!
「”それ”が君が”到った新たなる境地”なんだね――――――見事だ、弟弟子。」
それを目にしたシズナは嬉しそうな表情を浮かべてリィンに対する賞賛の言葉を口にしたその時
「オオオオオオオオオオオオオッ………!!」
「今です!!」
異形のヴァリマールからイシュメルガの咆哮が聞こえた後異形のヴァリマールから黒い瘴気の塊が離れ、それを目にしたエイドスは小さな”何か”を空へと投擲した。すると異形のヴァリマールは翼を生やしている事を除けば元の姿のヴァリマールに戻り、更にヴァリマールの中から疲弊している様子の白髪のリィンが現れた!
「リィン……ッ!」
「マジかよ……本当にリィンからイシュメルガを引きはがしちまいやがった……!」
白髪のリィンの登場を目にした幽体のミリアムは嬉しそうな表情で声を上げ、幽体のクロウは信じられない表情で奥義を放ったヴァリマールを見つめた。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ