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ドリトル先生の落語
第十幕その二

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「同じ位で落語のよさを世界に知ってもらいたくて」
「英語で、ですか」
「やっていまして」
「それを増やしてだね」
「もっと広めようとです」 
 その様にというのです。
「思ってます」
「そうなんだね」
「色々考えてますけど」
 春琴さんは先生にさらにお話しました。
「先生にもアドバイスして欲しいですけど」
「僕でよかったら」
 先生は笑顔で答えました。
「何でも」
「そう言ってくれますか」
「うん、英訳とかじゃないよね」
「それは私でしてます」
 春琴さんはそれはと答えました。
「何しろどっちもです」
「喋れて書けるからだね」
「そうですさかい」
 笑顔での返事でした。
「このことはです」
「いいんだね」
「はい、これが並の学校の先生やと」
 春琴さんは困ったお顔でこう言いました。
「日本の学校の先生って偉そうですけど」
「それだけだね」
「何の能力もなくてすぐに怒っていやらしい人が多くて」
「言い寄ってきたりとかかな」
「あの、日本の学校の先生ってめっちゃ助平多くないですか?」
 春琴さんは困ったお顔のままこうも言いました。
「マスコミの人と」
「僕もそれはね」
「思いますね」
「色々聞いてるよ」
「学校の先生とマスコミの人に助平が多いって」
「そうね」
「それもかなり悪い意味で」
 それでというのです。
「学生さんみたいに愛嬌があるのやなくて」
「陰湿だね」
「ほんまセクハラとか性犯罪者とか」
「そうしたことをしても隠蔽出来るからね」
「それでいやらしいおっさん多いんですね」
「日本で実は性犯罪が一番多い世界じゃないかな」
 先生はこうも思いました。
「学校の先生とマスコミはね」
「教育界とマスメディアですね」
「どっちも日本では質の悪い人が多い世界としてね」
「有名で」
「セクハラもね」
 この問題もというのです。
「多いからね」
「それで私にもですね」
「言い寄る人がいたら」
「学校の先生とマスコミの人ですね」
「俗に知識人と呼ばれる人達の一端でもね」 
 それでもというのです。
「戦後日本の知識人の質はとても悪くて」
「あの人達がそうですね」
「そうだよ、自分が支持する相手はどんな汚い擁護もするし」
 そうしたこともしてというのです。
「お金や権力にも貪欲で」
「それでセクハラもですね」
「そんな人達がね」
「そうした界隈は多いんですね」
「しかも能力もね」
 こちらもというのです。
「実は全く勉強していないから」
「聞いたらあかんって思いました」
 春琴さんはさらに言いました。
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