一族そして誕生
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をおつけください!」
「ははっそうじゃの、ほれワシのとこに来い。どうじゃワシが、お前の父じゃぞ〜〜。お前は御陵の跡取りなのじゃから、強く・賢く・立派な剣士になるのじゃぞ〜。」
あっという間に、親バカの顔になった哲心にはるは呆れながら声を掛ける。
「お前様、その子にはまだ早うございます。御陵の子とは言え、今産めば産まれたばかりです。」
イツ花も続くように声を出す。
「そうですよー、早くババーーンとお名前をつけて上げて下さい。」
二人に言われた哲心は苦笑いを浮かべつつ、赤子をよく見てから気持ちを切り替えた。
「すまんすまん…。
うん、面構えも申し分ない。お前を見ていると何か大きな漢のなる気がするな…
…よしっ決めたぞ!…
…お前の名前は初代様からとる!
今日からお前は、陣…御陵 陣だ。
初代様の様に偉大で誇り高き漢となれ!!!」
この初代と同様の名前をつけられた御陵 陣に待ち受ける苦難が有るとは、まだ誰も知る由はない。
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