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色々と間違ってる異世界サムライ
第1話:月鍔ギンコの転送先は……
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噺だ」

まさか……お伽噺に迷い込んでしまったのか!?某は!
でも……
「いいか、この野郎!爺も婆も関係ねぇ!今日の仕事は犯して殺す!それだけだこの野郎!テメェらの守備範囲の広さを教えてやれこの野郎ーーーーー!」
血と鉄の匂い、怒号と悲鳴、斃れる音、散らばる骸……
これは、合戦だ!

……混ざりたい!
しかし、どちらに就いてどちらを斬れは良いのだ?
視たところ、優勢なのは異形の軍。正に鬼の様な怪力。
あれではこの村に勝ち目は―――
「うっひょー♪1匹見っけ!」
某を犯す気か!?
「悪いが村ごと犯せって命令でなぁ―――」
気付けは、某は某を犯そうとしていた鬼を輪斬りにしていた。
「!?」
ついでに某の目の前で老人を犯していた鬼の頚も斬った。
「な!?」
「おッ!」
うーーーーーむ……観れば視る程奇怪な生き物と光景……世の中にこんなものがおるのか?
それとも、夢でも見ているのか?
「な……なんなのだ……おぬしらは……」
「大した答えはねぇなぁ。俺らは魔王様の命令でこの村を襲って犯してるだけさ」
「……そうか……なら腹は決まった。異形共、やはり斬るのは貴様等だ」
そして、襲い掛かって来る鬼どもをすれ違い様に全て斬り捨てた。
「そこもとらの力量(うで)……下の下!」
「!?」
「え……えっ!?」
「何時の間にか、魔族がバラバラに!」
あっという間に骸と化した鬼どもを背に、某は鬼の棟梁と思しき者と対峙していた。
「ほう、みたところレベル100の壁は突破しているようだな」
「?……何の事だ?それより、貴殿ならこの首、斬り落として下さるか?」
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