暗躍.5「一人勝ち」
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、確かに……」
「でもウルフが会ったことあってネル家の馬鹿に接触してきたサラボナの諜報員が同一人物であったら、今回話題に上がっている女が同一人物だって言い切れるでしょ。なのにウルフは『女は過去の人物だ』って言い切った。逃げ道は無いわよね」
「だから……わざわざグランバニアへ行って、彼に昼食を奢って、女の絵を手に入れようって言うのかい?」
「当然でしょ。手に入れて……序でに食事を終わらせたら、そのままルーラでネル子爵邸へ直行よ! ネル家の馬鹿に面通ししてもらうわ」
「そんなに上手くいくかい? だってネル家の馬鹿は忘れてるかもしれないよ……サラボナの諜報員の顔なんて」
「それは無いわね。あの馬鹿は本当に馬鹿だけど、女には目が無いわ。お父さんの愛人になれるくらいの美女を忘れるとは思えないわ」
「それもだよ……誰が化けたのかは分からないけど、ウルフ君の知ってる女とソックリに変相出来てるとは思えないんだ」
「あらあらマイダーリン。貴方は何も知らないのね……グランバニアには“変化の杖”ってマジックアイテムがあることを」
ポピーSIDE END
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