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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
たまには男だけの休日も!
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か、拓夢はすげーよな」

 いきなりなんだ?

 「女の子にちゃんづけって、普通できなくないか?」

 「あー、それか。まぁ俺もつけてるの蘭ちゃんだけだし」

 「それって何か意味あるのか?」

 「弾の妹だろ?割と遊びに来てたし、その時蘭ちゃんちっさかったからなぁ・・・。その名残だ」

 「あー、なるほど」

 とまぁそんな事言いながら部屋を出て、食堂に向かう。
 一階へ降りて、裏口から外へ。んで食堂の前まで来ると。面倒くさい造りだなって思うけど、これのお陰で私生活に商売が入らないらしい。弾は気に入っているんだと。

 「うげ」
 
 「ん?」

 「あらら」

 上から順番に、弾、一夏、俺だ俺だ俺だ〜ってな。
 つっこみが居ない心内ボケは、なんか寂しい。

 暖簾をくぐると、中には私服に着替えた蘭がいた。座ってるのは俺らの昼食が用意されたテーブル。四人掛けだからな、ちょうどいいか。

 「なに?何か問題があるの?あるならお兄ひとり外で食べてきていいよ」

 「聞いたか二人とも。今の優しさに溢れた言葉。泣けてきちまうぜ」

 「アホか。んなことで泣いてたら、兄貴は務まらんぞ?」

 「うっせ。お前んちの七海ちゃんと比べるな!あんな妹、普通はありえんだろ」

 さらりとウチの妹が希少だといわれた。ここは兄として誇るところか?

 「えっへん」

 「や、なんでお前が誇ってんだよ」

 「二人とも早く来いよ。他のお客さんもいるんだし」

 ちゃっかりテーブルに座ってる一夏。しかも蘭の目の前だ。なかなかやるじゃねーか。
 てか、無意識での気配りの上手さは、一夏の右に出るものは居ないと思うんだが。どうよ?






 IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
                      第34話 たまには男だけの休日も!





 「蘭さあ」

 「は、はひっ?」

 「着替えたの?どっか出る予定?」

 「あっ、いえ、これは、その、ですねっ」

 用意された定食を食べながら、一夏が蘭に話をふった。って、“はひっ?”はねーだろ。もう疑問系なのか何なのか分からないぞ?
 でまぁ、はぐらかすもんだから、一夏が何かを考え始めた。やばい。こいつは無意識だと気配りの出来るいいやつだが、考えると逆の結果になるからな。地雷踏み抜くのは必須だ。

 「ああ!」

 ひらめいたようだ。だがまぁ、触らぬ神に祟り無しってな。

 「デート?」

 「ちがいますっ」

 ダァン!今日一番の机バンだった。いつもより威力三割り増しってか?なかなか手にフィードバックが優しく無さそうだ。

 「そ
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