暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
たまには男だけの休日も!
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ぶりすぎだろ」

 思わせぶりってなぁ、心外・・・まぁそうか。

 「いやいや、彼女はいねーがハーレムは居るからな」

 「なんだとぉう!!?」

 「はぁっ!?」

 と、同時に叫ぶ男二人。もちろん俺以外のな。

 「先ずは箒だろ?」

 「ああ、ファースト幼馴染なんだっけか?」

 「そうそう、それだ」

 篠ノ之箒。ISを産み出した篠ノ之束の妹にして、俺が睨む一夏の彼女ランキングトップの実力者だ。

 「ちなみに、一夏と一ヶ月くらい同室だった」

 「あー、それは聞いてたわ。てか拓夢、お前ウチの妹とメールしてないか?」

 「あれ、それ本当なのか拓夢?・・・いいな」

 「「はぁっ!?」」

 「いや、だってさ。なんか俺って蘭とかれこれ三年くらいの付き合いになるけどさ、いまだに心を開かれてない気がするんだよなぁ・・・」

 「・・・・・・」

 「・・・・・・」

 「「・・・・はぁ」」

 一度目の沈黙で俺と弾は目を見合わせる。
 二度目の沈黙で、一夏が本心で言っていると把握する。
 んで、ため息どん!

 こればっかりは、蘭に同情せざるを得ない。毎日って訳でもないが、一週間に三日くらいはメールしてるからな。その内容は殆どが一夏のものだ。
 基本蘭からメールが着て、それに俺が返信ってパターンなんだが・・・。一言目を過ぎるとあとは全部一夏に関する話題のオンパレード。なんでも、お兄だけじゃ情報不足なんだと。
 弾、あんま信頼されてねーのな。無念なリ・・・。

 「ん?なんでため息なんか───」

 ついてんだ?と聞こうとしたんだろ。だが、一夏のその言葉は突然の来訪者によって遮られる。

 「お兄!さっきからご飯出来てるって言ってんじゃん!さっさと食べに──」

 ドアを足で蹴り開けて、妹の五反田蘭ちゃんが登場した。格好はかなりラフなものだ。ショーパンにタンクトップ。ま、実家だし。兄の部屋に突撃するていどだから大丈夫だと思ってたんだろうが、残念。

 「おいっす蘭ちゃん。なに、飯できたの?」

 「え、拓夢さん!?なんで・・・」

 「まぁ何でかは置いといて。そんな格好してていいの?一夏居るけど」

 「いっ、一夏・・・さん!?」

 「あ、久しぶり。お邪魔してる」

 面白い具合に蘭が固まった。口をあんぐり開けてないのは、名門女子中学へ通っている成果か否か。

 一夏は微妙な顔をしてる。なんつーか、何かを思い出して悟ってる顔だ。
 これはアレだな、蘭の格好を見て学園の寮の事を思い出してんだろ。確かに蘭の格好なんか目じゃねーからな。てかみんな、服装軽すぎだからな。男で例えるなら、パンツにTシャツってのと同じレベルだ。前その格好
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