暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
たまには男だけの休日も!
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 六月の頭の日曜日。
 非常にいい天気な本日。こんな日は外で走るに限るってんで、早朝にロードワークをやった。
 ちなみに千冬さんとの個人レッスンはお休み中。
 千冬さん自身が忙しいってのもあるんだが、俺の実力の方も補習Lvではなくなって来ている様で。
 嬉しいことだが、レッスンがなくなるのは少し寂しい気もするな。
 なんだかんだで、千冬さんは気遣いの出来るいい人だから、多少なりとも心の中で甘えていた部分もあったんだろう。
 いかんいかん!このままじゃ一夏になっちまうな・・・。俺にとっても、千冬さんは姉みたいな立ち位置だからなぁ。ていうか、一夏もしょうがないよな。あの人が姉ならシスコンにもなるわ。

 「ま、一夏が女に興味がないのはそう言う訳か・・・」
 
 「ん?なんか言ったか、拓夢?」

 「おいおい、余所見してる暇あんのかよっと」
 
 「ぬあっ!弾てめっ、ずるいぞ!」

 「ははーん。よそ見したお前が悪い」

 「そりゃそうだ」

 「二人してかよ・・・」

 俺の言葉に一夏が反応して振り返る。俺はちょうど一夏達の後ろにあるベッドの上でごろごろしてたからな。
 んで、一夏が画面から目を離した一瞬をついて、弾がイタリアのテンペスタを使って一夏のメイルシュトロームを削り殺した。
 画面にはPlayer1 Win!という表記が出ている。ま、要するに弾の勝ちって訳だ。

 もうすぐ昼だ。弾の部屋は日光が斜め上から入ってくるから明るいんだよな。これが羨ましくて、俺も自分の部屋を改造しようかと考えて怒られた経験がある。
 まあお気づきかもしれないが、俺はいま中学の親友である五反田弾の家にいる。正確には弾の部屋にいる。
 ロードワークを終えた俺のところに、一夏が私服で来てな、今日暇だろ?じゃあ弾ん家行こうぜ!って言ったもんだから。断る理由もなし、予定もなし、だから来ました五反田家。

 一夏と弾はISのゲームをやってる。IS/VS。インフィニット・ストラトス/バーサス・スカイっつうタイトルだ。
 各国様に調整された同作品が出回るほどの人気物。しらない奴はいないってな具合に有名なゲームなんだが、俺は実は苦手である。

 「つうかよぉ、お前らしれっと女の園に居るわけだが。・・・どうなんだよ?」

 「なにが?」

 「そりゃこの方向でいけば、彼女とかそう言うのだろ?」

 「そうそう、分かってねーな一夏はよぉ」

 「悪かったな!・・・つっても、俺は別に何もないぞ?」

 「はい、うそでーす」

 「なんだよ拓夢、それだと俺に彼女が居るみたいじゃないか?」

 「なにっ!お前一夏、彼女できたのかよ!!」

 「いや、できてねーぞ」

 「・・・おいおい、拓夢。お前思わせ
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