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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第10話 1人の男と1人の女の子、遊園地に行く
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ドで縛ったバリアアーマーの敵を大悟が大剣で叩き斬る。
そんな単調な戦いながら2人は2機のバリアアーマーを倒してしまう。

「動きづらい………AMFってこんなに体が重く感じるなんて………」
「加奈の場合は余計だからね。フェアリーをずっと展開している以上、更に負担は増すさ」

破損していたフェアリーを3基だけ修復を集中し、短い時間で再展開した加奈。
そのおかげでバインドで縛る事が出来た。

「大悟は平気そうね………」
「俺の場合は魔力がバカみたいにあるから普段より少し多めに使えば問題無いさ」

そう言いながら他の5機と戦っている3人の所へ向かう2人。
あの7機は砲撃を一斉に行なった後、それぞれバラバラに分かれるように移動した。
まるで何かを探すように。

それぞれ3機に1人ずつ付き、他の2機は加奈と大悟が追っている。

「大悟、どう見る………?」
「敵の思惑がイマイチ分からない。少人数だけで来たって管理局に検挙されるだけだろうし、何で砲撃魔法を発射して散開したのか………まるで誰かを探すみたいに………まさか………ヴィヴィオ!?」
「えっ!?あの子!?」
「もしかして聖王のクローンだって気がついて………」
「でもヴィヴィオちゃんがいた場所にはどのバリアアーマーも向かって無いわよ?」
「………そういえばそうだね。………まあ取り敢えず検挙すれば分かることだし、早く終わらせよう」
「そうね」

そう決めた2人は更にスピードを上げて追うのであった………









「ふん」
「くっ!?」

バルトの拳をブレードで受けとめるクロネ。
しかしその衝撃で2メートルほど後ろに吹き飛ばされた。

「何故デバイスも無しにそんな動きが………」
「ふん、そんな自分で考えろ!!」

そのまま追撃するために拳を突き出すバルト。
そんな攻撃をクロネは横転し、躱した。

「中々機敏だな」
「戦闘機人を舐めるな!ISコンバートフォース」

クロネはそう言うと淡い蒼い光に包まれる。

「何をする気だ?」
「それは受けてみれば分かる………行くぞ!!」

駆け出したクロネはさっきとは段違いなスピードでバルトを襲う。

「何!?」

ブレードの横一閃を体を逸らして避けるバルト。
更にその避け際にカウンターで懐に拳を打ち込んだ。

「うぐっ!?」
(ん?手応えがさっきよりある………だと?)

悶えたクロネはバックステップで距離を取った。

「迂闊だった………まさか反撃されるとは………」
「予想以上の速さとあの脆い防御力………お前のISはまさか………」
「ISコンバートフォース」

更にISを使うクロネ。
今度は赤く光が纏う。

「はあ!!」
「遅い!!」
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