暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第10話 1人の男と1人の女の子、遊園地に行く
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「おい、俺の楽しみを奪うつもりか?それは絶対に許さんぞ!!」
「じゃあほどほどにしてくださいね。別に意地悪で言ってる訳じゃ無いんですから………」
「ちっ………」

「………」

そんなやり取りをしているなのはとバルトをじっと見るヴィヴィオ。

「ん?どうしたのヴィヴィオちゃん?」
「仲が良いね2人共。もしかして私より仲が良いかもね!!」
「えっ!?そ、そんな事無いよ………ね、バルトさん?」
「全くだ、どう見ても俺を縛ってるだけじゃねえか………勘弁してくれ………」
「………」
「な、何だ?何で睨まれなくちゃいけないんだ?」

なのはに睨まれ、たじろぐバルト。

「う〜ん大人って難しい………」

そんな2人を見て、ヴィヴィオが呟いたのだった………













「子供って怖いね………」
「かなり直球やったね………」
「純粋すぎる故、怖いもの知らずなのね………ってあれ?大悟は?」
「さっきトイレ行ってくるって行っちゃったよ。あれ?でも長すぎるような………」

そんな事を思い、フェイトは周りを見回すとトイレの前で人だかりが出来ていた。

「サインください!!」
「僕も!!」
「私も!!」

「あっ、ちょっと落ち着いて………」
「何してんやあのバカ………」

大悟はトイレの前で沢山の人に囲まれ、サインをねだられていた。
あまりの多さと勢いに断ることが出来ず、慌てながらサインを書いている。

「ねえねえバルト、なのはお姉ちゃん!!あそこに沢山の人がいるよ!!」
「あれ?本当だ」
「あん?何かイベントやってるのか?」

騒がしい人だかりに気がついた3人は様子を見にそっちに向かっていく。

「あのバカ………!!」
「や、やばいやん!!バレてまう!!」
「帰っちゃおうか………」
「だけどあのバカ、責められたらバラすわよ!!」
「ど、ど、ど、どないしよう………」

そうやっている内に3人は大悟の所に行ってしまい………

「あれ?神崎君」
「あん?エース・オブ・エースか」
「ええっ!!じゃあこのヘタレっぽい人が管理局さいきょーなの!?」

「あはは、久しぶり高町………」

そんなキツいヴィヴィオの言葉に苦笑いしながらなのはに挨拶する神崎だった………











「で、何でここにいるの?今日お休み?」
「あ、ああ。今日は休みで遊園地に遊びに来たんだ」
「1人で………?」
「えっと………」

横目ではやて達が隠れている近くの茂みを見ると、少し顔を出したはやてが顔をブンブン振っていた。

(ばらさないでって事?でも1人で来てるってただの寂しい人なんだけど………)
(いいやん、今更!!昔
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