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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十話 あの時のケリつけようぜ。超激戦!ワサビVSバーダック
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片方の俺をつかみ投げ飛ばそうとするともう一人の俺がバーダックの腕を掴み腹に蹴りを入れさらに自由になったもう一人が殴り飛ばす。さらに俺たちは空を蹴り稲妻のごとくバーダックに迫り二人でバーダックを強く蹴り飛ばした。
『ラストバトルといこうじゃねぇか。』
俺たちは二人で別々の技を作り始める。
一人の俺は亀仙流の奥義、今まで何度も助けられてきたドラゴンボールの顔、かめはめ波を。
一人の俺は、そのかめはめ波を使う奴の一番にして永遠のライバルの十八番、ギャリック砲を。
青白い光は太陽のようにこの星を照らし、紫の光は敵を捕らえ月のように冷酷に一点を照らす。
「か..め..は..め...」 「ギャリック...」
「ッ波ァァァァァァァーーーーー!!!」「砲!!!!!!!」
2つの大技が重なったことで生まれた極太のレーザーは荒れ狂う川の激流のようにバーダックに襲い掛かる。
それをバーダックは見て、瞳の奥に激しい炎を燃やすと頭に巻いたサイヤの誇りを強く握りしめ
その手で青白い気弾を作り上げた。そしてそれを気功波に向けて投げつける。
「くたばりやがれぇぇぇーーーーーーっ!!!」
バーダックの咆哮とともに気の出力は上昇し、俺たちのかめはめ波&ギャリック砲が押し返されていた。
俺は体にある気をすべて使い果たす勢いでさらに放った。
『だぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!!!!』
押されていた気功波は息を吹き返しバーダックの気弾を逆に押し返す。
だがバーダックは片腕を気弾にかざしながら、押されているはずなのに笑みを浮かべていた。
「もう一個くれてやる!!」
バーダックは宣言通り、先ほどと同等、はたまたそれ以上の大きさの気弾を作り投げつけた。
そしてそれを気弾と気功波が拮抗しているところに投げつけた。
気弾は気功波と衝突し、青い火花を散らす。
「ぐぎぎぎぎぎぎ.....!!!!」
一瞬にして現れたとてつもない圧力に俺は精一杯抵抗をした。
それでも流れる気の暴力には抗えず。いつしか気がそこをつき、“俺たち”が放つ気功波は紫一色になっていた。
もはや結末は容易に視える。力を失った光線を、気弾は容赦なく打ち砕き、俺の体を消滅させる。
身体は塵となり、俺の気は世界から消え去った。
バーダックは土煙の舞う地上からただ冷徹に空を眺めていた。
...不意に強風が吹き、バーダックは煙に覆われた。そして次の瞬間,風を切るような音が聞こえ、視界が開けたとき、目の前には先ほど塵となったはずの男が眼前にまで迫っていた。
「なっ...!?」
一体どうやって身を隠したのか、そんなことを聞く暇もなく、目の前の男は拳を握り固めた。
男の両眼は碧眼の奥に炎を燃やしており、睨みつける
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