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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十話 あの時のケリつけようぜ。超激戦!ワサビVSバーダック
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ていた。

「さっきから防戦一方じゃねぇか。ちっとは歯向かってきてくれねぇとこっちは楽しめやしねぇぞ?」

バーダックはこちらを嘲笑した。

「確かにそうかもな。だがお陰で目が覚めたぜ...」

俺は道着についた砂を落とし立ち上がった。

「もう体力がねぇんだ。一気に蹴りつけさせてもらうぞ。」

「かかってこい。返り討ちにしてやるよ。」

俺はまず気弾を足元に放ち砂埃を巻き上げた。

狙い通り砂埃はバーダックの所まで行き届いた。
そうして俺は意識的に気を消す。そして賭けに出た。


ーsideバーダックー

ワサビは目の前で足元に気弾を放つと目くらましに煙を巻き上げ、気を消した。
わざわざ奇襲に付き合う暇はねぇからオレは地を蹴り煙を突き破り空へと逃げた。

そして気を探った瞬間、ワサビの気が見えた。だがその数はなぜか“2つ”になっていた。

俺が困惑して考えを巡らしていた時、ワサビが煙の中から飛び出してきた。
だが、その姿があまりにも隙がありすぎたのでついオレはさっきやられたこともあり、残像だと断定してしまい、目の前の奴に構わず周りの気を探ろうとした。

しかし、奴の体はオレのことを透けることはなく拳が顔面に突き刺さった。
ここで思考が崩壊してしまった。何がどうなってやがる...
とりあえずこの向かってきたやつを迎え撃つためにそいつに蹴りをいれようとした。
だがその時に急速に下から別の奴が飛び出してきてオレの事を蹴り上げた。
さらに二人が俺の頭上に移動しオーバーヘッドキックで地面へと蹴り落される。

そうして地面に落とされたオレが見たのはそっくりそのままで実態のあるワサビが二人に増えている異様な光景だった。

ーsideワサビー

「バーダック。形勢が逆転したようだな。」

「何がどうなってやがる...テメェ分身なんかできたのか...」

「まぁそうだな。かといって俺もなったのはこれが初めてだが、うまくいって良かったぜ。言っておくがこの分身はもともとの俺の力そのままで2つになってるから実質パワーは2倍だ。俺二人相手に勝つのはさすがのお前でも厳しいとは思うがな。降参するなら今のうちだぜ?」

「何言ってやがる...こんなに面白くしてきやがったのにここで降参なんかしたらサイヤ人の名が泣くぜ。」

「そうか、なら...一瞬で終わらせてやる!!」

今にかけてハッタリをかましまくったが、もう10分すら戦う気力は残ってない。折れたところだってアドレナリンが切れて痛みが出てきた。

俺は2人のアドバンテージを生かし、気弾と近接を同時にすることでバーダックの行動を制限し、こちらだけ攻撃を入れれるようにした。バーダックも動きづらいのか顔をしかめている。

バーダックが
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