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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十話 あの時のケリつけようぜ。超激戦!ワサビVSバーダック
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悟飯、家に戻るか。」

「はい!」

「今日は唐揚げにしただよ。うんと食ってけれ。」

「やった〜!ありがとう!お母さん!」

俺は家に向かって走り出す悟飯を見て優しい笑みを浮かべていた。

「ワサビさんも早く来てください!!」

「ああ、今行く!」



そんな平和な一日が明け、俺が地球に戻ってきてから一週間がたとうとしていた。

まだ誰もが寝静まっている丑三つ時に俺は目を覚まし、寝室の窓から外に出た。
決して莫大な巨悪の気を感じたとかそういうのではない。
ただ、これから起こるであろう戦いに心を躍らせているだけであった。

「さて、行くとするか。」

長いようで短いような間を挟み、互いに成長したであろうこの時にあの時の戦いのケリをつけるために俺は荒野へと赴いた。

前日から異様な気を感じていた。まるで次元と別の次元を結びつけているような不気味な気を。

その気が大きく感じられる場所まで俺は空を飛び、やがてその場所へ降り立つ。

勘と言われればそれまでだが、俺はこの瞬間に奴が戻ってくると確信した。

だからこそ俺はその次元の綻びに問いかける。

「久しぶりじゃねぇか。どうだ?お前も少しは強くなれたのか?」、と。

次元の穴が急激に大きくなり、人ひとり通れるような穴ができると、紫色の魔法陣が展開し、グルグルと円を描き始めた。

その円が青色の粒子を放出し、目の前で光が大きくなっていく。

やがてそれは人の形となり、目の前にアイツが現れた。

「なっ....わざわざ待ってたのか。ご苦労なこった...。その様子だと随分とケリを付けたかったみてぇだな。」

「ったりめぇだろ。お前に勝つためにわざわざここに来てるんだからな。それともなんだ?お帰りとでも言われたかったのか?」

「オレがそういうガラじゃねぇことぐらいお前ならよくわかってっだろ?」

「ああ、そりゃそうだ。」

「とっとと始めようぜ。オレは今、不完全燃焼なんだ。俺を焚きつけてみやがれ。」

「上等だ。」

俺は荒野の岩山に飛び乗り、構える。

バーダックも同じことをして、岩山に飛び乗った。

「どうせ、お前もなれるようになったんだろ?超サイヤ人に...」

「ああ、まぁな。」

「なら話は早えぇ。今の俺達にはウォーミングアップなんざいらねぇよな?最初から全力で戦おうぜ?」

「後悔するなよ?」

俺は気を体の中心に溜めて、背中から爆発的に体全体へと気を行き渡らせる。
髪が金色に変わり碧眼へと目の色が変化した。
気のオーラは開放してはいない。このたった1週間でここまで超サイヤ人の力をコントロールできるようになったのはやはり師と親友のおかげだろう。

しかしバーダックは純
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