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ヘタリア大帝国
TURN51 降伏その六
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よ」
「その点イザベラは凄いじゃないか」 
 アメリカはステーキのおかわりを受けながら述べる。見れば四人共ステーキを次から次に焼いてもらって食べている。まるでわんこステーキだ。
 その焼きたての分厚いステーキをフォークとナイフで食べながらそのうえでこうキャロルに対して言うのである。
「士官学校首席でな」
「しかも実際の指揮でも凄いしね」
 キャロルも笑顔で言う。
「いつも陣頭指揮で勇敢に戦ってるじゃない」
「今ハワイで一番頼りになる提督だぞ」
「そうそう。今回も期待してるわよ」
「有り難うございます」
 イザベラはキャロルと己の祖国に礼を述べた。
「ガメリカはそういう国なのですね」
「それは僕が保障するからな」
「アメリカさんは器が大きい」
 ギガマクロがここでまた言う。

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