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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
女の勘
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トゥース》 18P
5位 妖精の尻尾A(フェアリーテイル) 14P
6位 蛇姫の鱗(ラミアスケイル) 13P
7位 妖精の尻尾B(フェアリーガールズ) 11P
8位 四つ首の番犬(クワトロケルベロス) 9P

















第三者side

「ご苦労だったな、二日目」

ここはドムス・フラウの医務室。その部屋には二人の男がベッドの上に横たわり、他の面々はそれぞれ椅子に腰かけたり壁に寄り掛かったりと各々の姿勢を取っていた。

「特にお前ら三人の仕事ぶりは完璧だった。後はゆっくり休んでくれ」
「我は納得していないがな」

そう言ったのは包帯だらけの大柄の男。それを見て深紅の髪の青年はわざとらしくタメ息をついてみせた。

「一夜のは事故だ。お前はグラシアンをやってくれただけで十分」
「だが・・・」

不満げな表情を隠す素振りもない彼だったが、それはすぐそばにいた背の高い男も同様だったようで、先程から何も話そうとしない。

「お前たちはこの世界のためになることをした。それで十分。まぁシリルを仕留められなかったのは残念だが、そこは予定通りお前らに任せるからいい」

視線を送られた二人の女性は嬉しそうに笑みを浮かべる。そんな中いまだに話題に上がらない青年は顔を俯けたままだった。

「明日、お前には最重要任務があるからな。夜更かしはするなよ」
「わかってる」

冗談半分で言ったはずだったが、緊張かはたまた気負いか男は真面目な声のトーンで返し、深紅の青年と女性陣二人は顔を見合わせタメ息をつく。

「エリゴール、ジエンマ。お前らへの恩赦も決まりだからな。それまでに怪我を治しておくことだ」
「その時が本当にくるんだろうな」

その問いに彼は答えない。何も言わずに踵を返すと、引き留められるよりも早く扉を開けて出ていってしまった。

「相当追い詰められているようだな」
「無理もないよ。あんな薬(・・・・)に頼らなきゃいけないんだからね」

ボロボロの二人の身体を見ながらロングヘアの女性はそう言うと神隠しにでもあったかのようにその場から消えてしまう。後に残された面々もこれ以上の会話をする気にはならなかったのか、眠りにつくものとその場から立ち去るものと様々な反応を見せるのだった。

















「あと三日で終わりか」
「厳密には四日だけどね」

何もないその空間に集っている数人の人影。お互いを視認できないほどに深い霧に覆われたそこで彼らは言葉を交わしている。

「しかしこんなお遊びが終わった後に実行とは・・・さすがに可哀想な気もするけどなぁ」
「そうじゃないだろ。最後に楽しめる時間を
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