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ヘタリア大帝国
TURN51 降伏その三
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違うからな」
 枢軸になった今ではだというのだ。
「一緒に戦えるさ」
「では宜しくお願いします」
「こっちこそな。それでは」
 フランスはさらに言う。
「一緒に戦えるからな」
「戦力としてもですね」
「降伏の時も言ったけれど俺はドイツとは戦えないさ」
 これは感情的な問題だった。やはり自分を破った相手とは素直に共に戦うことはできないというのである。
「けれど御前やイタリア君は別だよ」
「イタリア君もですか」
「直接戦ってないからな。いや、イタリアはな」
 彼はどうかとフランスは微笑んで言った。
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