第七十七話 おみちの本その十一
[8]前話 [2]次話
「そうしてね」
「気をつけます」
「そうしてくれたらね」
私としてもです。
「嬉しいから」
「じゃあそうさせてもらいます」
「そうしてね、あとね」
私はさらに言いました。
「他の子にも言ってからね」
「ゴミを取ることですね」
「いきなりは驚かれるからね」
「そうですね、やっぱり」
「そうしてね、新一君ってね」
私が思うにです。
「いきなりなこと多いから」
「それは言われます」
「だtったら気をつけてね」
「はい、これからは」
「それに私なら取ってくれるけれど」
それでです。
「嫌いな相手には絶対にしないわね」
「何があってもしないです」
「そうよね、新一君は」
つくづく思いました。
「長池先輩にも」
「逆に靴の中に画鋲入れるとか」
「本当にやったらはったおすわよ」
このことは本気で言いました。
「いいわね」
「先輩がそう言われるなら」
「それもう犯罪だから」
傷害になります。
「だから嫌いな相手は徹底的に嫌う癖性分はね」
「なおしてですね」
「例え嫌いな相手でもよ」
「服にゴミが付いていたら取る様な」
「そうした気遣いをしたらね」
私はお母さんに言われたことを新一君にお話しました、私が子供の頃に言われたことです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ