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ヘタリア大帝国
TURN51 降伏その一
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「はい、これから宜しくお願いします」
 山下の真面目な応対は変わらない。
「それでオフランス王国の国家元首は」
「私です」
 シャルロットが名乗り出る。
「シャルロット=バルトネーといいます」
「摂政殿下でしたね」
「他の王族、叔父様達は」
「ご安心下さい、どなたもドクツ第三帝国が保護しています」
「そうですか」
 シャルロットはこの場ではこれまで深刻な顔だったがそれが少しだけ変わった。身内の身の安全を聞けてほっとした顔になった。
 その顔でさらにこう言うのだった。
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