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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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空いてるのに」
「・・・ なぁ そんなにひどいんかぁ?」と、すみれちゃんに聞くと
「・・・まぁ 子犬がおぼれてるみたいよね それでも、泳いでるんやからええんちゃう」と、泉希ちゃんが応えていた。
「お前 そんなんで よう 海でおぼれなかったなぁー 泉希なんて きれいでー しぶきも立たなくて すぅーとな」
「ウチは 流してただけやからー」
「うぅー 指導員の人にも 言われた バシャバシャやってるだけやって・・・ それでもな 海では 思いっ切り波に叩きつけて・・・そやから、波も乗り越えられるネン」
「まぁ ええやん 泳げてるんやからー 男の子 みんな 出たでー ウチ等もはよー 着替えよー」と、すみれちゃんが言ったので 着替えるので、男の子と交代で教室に入って行った。
だけど、私は気になっていたので、帰って、ヨッさんに泳ぎ方を聞いてみた。
「俺は 泳げるけど そんなにうもぉーないんやー 山本部長は・・確か、高校では水泳部だったとか」
「ほうかー 聞いてみるワー」
「みゅうみゅん だいぶ 大阪弁も慣れてきなぁー」
そして、山本部長が帰ってくるのを待って
「部長さん 泳ぎ方 教えてー」
「なっ なんでっかー いきなり 泳ぎ方ってもなぁー お嬢はんは泳げるんちゃいまんのか?」
「泳げるけど みんなが バシャバシャしておぼれてるみたいだって なぁ ここでええし 脚の動かし方とか 教えて!」と、私は床に寝そべっていた。
「へっ お嬢はん そんなとこで・・ 痛いでっしゃろー」
そーしたら、ヨッさんが荷物の運搬に使う毛布を出してきて敷いてくれたのだ。とりあえず、私の普段の泳ぎ方を見せてみると
「・・・水ん中でも そんな調子でっか?」
「うん 腕も脚も思いっ切り伸ばして 叩きつけてる」
「それで 疲れないんでっか?」
「平気だよ なぁ おかしいんか? だって 誰からも泳ぎ方なんて教えてもらったことないもん 自然と昔からこんなんやー」
「・・・えーと まず 足はそんなに大きく振り上げないで、伸びているのはええんですけど・・・もっと、あんまり水の上にまで出さんでも 振り幅を小さくして、回数を増やした方が・・大きくバシャバシャしてると、水の抵抗も大きくなるんですわー」
それからは、私がずーと手足を毛布の上で動かして練習していたせいか、会社の人も合間を見て、交代で私に教えてくれていた。じっちゃんも、それを見ていたのだが、会社の人には何にも注意してなかったのだ。腕の動かし方なんかも手を取って教えてくれていた。
私が、疲れたと立ち上がった時、会社の終了時間を30分も過ぎていたけど、皆が見守っていてくれて、水泳教室みたいだった。
「みなさん あ
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