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夢幻水滸伝
第三百十七話 覇道に対してその九

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「そやからです」
「これからはですね」
「治水もですね」
「しっかりしましょう」
 五大湖の方もミシシッピー川の方もというのだ。
「是非」
「わかりました」
「それも大事ですね」
 ルイーザもギンズバーグもそれはと応えた。
「ほなです」
「そうしていきましょう」
「治水も。人手に加えて」
 今度は働き手の話もした。
「さらにです」
「あたしのアンデットと」
「僕の獣やモンスターで」
「はい、彼等も使役して」 
 そうしてというのだ。
「ことを進めましょう」
「労働力もある」
「それならですね」
「用います、ただ酷使はです」
 これはというのだった。
「絶対にです」
「あきませんね」
「それは」
「アンデットでも酷使しますと」 
 命がなく痛みも疲れも感じない彼等はというのだ。
「早いうちに潰れますね」
「そうなります」
 ルイーザもその通りだと答えた。
「回復させられますが」
「それでもですね」
「道具や機械と同じで」
「酷使しているとですね」
「すぐにです」
 まさにというのだ。
「潰れます」
「そうなりますね」
「それはよおないですね」
「はい、そして」
 ルイスはさらに話した。
「獣やモンスターは命があるので」
「尚更ですね」
「命は大事にせんとです」
「あきませんね」
「ほんまに」
 ルイスは今度はギンズバーグに話した。
「そのことは」
「そうですね」
「そうですさかい」
 だからだというのだ。
「決められた時間の中で」
「働いてもらって」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「休養それに食事もです」
「しっかりとですね」
「摂ってもらいます」
「人と同じ様に」
「それと凶悪犯は最も過酷な現場に送り」
 彼等のことも話した。
「徹底的にです」
「使い潰しますね」
「凶悪犯はそれでええです」
 実にあっさりと述べた。
「悪人に慈悲は不要ですさかい」
「ほんまですね」
「一切問題ありません」
 二人もこう返した。
「そうですさかい」
「それでええですね」
「はい、そうしてです」
「治水も進めますね」
「そうしていきますね」
「そうしていきましょう」
 三人で話してだった。
 五大湖沿岸部やミシシッピー川の治水も行っていった、その治水も見事なもので勢力はこちらからもよくなり。
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