第八幕その十二
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ど」
「おお、そうなっておるか」
「ええ、そこは拭いてね」
「そうであるな」
「ちゃんとしないとね」
「そうするぞ、そしてじゃ」
ハンカチを出して自分の髭を拭いてからです、ノーム王はまた言いました。
「また飲むぞ」
「今夜もそうして」
「幸せになるぞ」
笑顔で言ってでした。
ノーム王はドワーフ王と肩を組んで陽気に飲んで歌いはじめました、そのお姿は心から幸せを楽しんでいるものでした。
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