第八幕その三
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「オズの国自体があって」
「その国家元首がオズマ」
「エメラルドの都の国家元首であると共にね」
「そして一緒に私達もいるのよ」
トロットも笑顔で言ってきました。
「ドロシー、ベッツイにね」
「あんたもね」
「三人でオズマを助けているわね」
「国家元首の彼女をね」
「そうよね」
「オズの国はそうなっているわね」
「外の世界とはまた違うんだよね」
ジョージも言います。
「国の在り方が」
「その国それぞれで違うわね」
ポリクロームも言ってきました。
「そのことは」
「そうだよね」
「国が成り立った経緯がそれぞれだから」
それでというのです。
「当然ね」
「国の在り方もね」
「違ってその形もよ」
「違うね」
「そうよ」
まさにというのです。
「これはね」
「その違いを理解する」
「そのことも大事ね、私達はそれぞれの種族で家族で」
ポリクロームは自分達の国のことをお話しました。
「一つの国だったけれど」
「それがだね」
「それぞれ集まって」
「そのうえでだね」
「一つの国家になったのね」
「連合王国に」
「それぞれの家族が集まって一緒になったらもっと賑やかで楽しくなるってお話して」
そしてとです、ポリクロームはジョージ達五人にお話しました。
「一つの国になったの」
「成程ね」
「そうなんだね」
「仲良く集まって」
「それで連合王国になった」
「そうなのね」
「そうなの、それで一つの国になって」
それぞれの種族即ち家族がというのです。
「皆実際にね」
「楽しくだね」
「過ごしているんだね」
「オズの国のお空で」
「そうしてるのね」
「皆仲良く」
「そうよ、その国に案内するわね」
これからと言ってでした。
ポリクロームはオズの国の空の地図と羅針盤を出してそのうえで皆に詳しい航路をお話してそうしてでした。
案内します、そして。
精霊達の連合王国に着くとそこはでした。
「おお、雲がな」
「それぞれ位置していてな」
「その上にお家があるのう」
「ギリシアの神々の様な神殿がな」
ノーム王もドワーフ王もその国を見て言います。
「雲が立体的にな」
「それぞれの場所にあるな」
「そしてその中心に一際大きな雲があって」
「そこにお城があるのう」
「あれが私達の首都なの」
ポリクロームはノーム王とドワーフ王に微笑んでお話しました。
「あそこで私達の王様達そしてね」
「代表する王様がじゃな」
「おられてな」
「それでじゃな」
「政治を執っておられるの、王様はね」
ポリクロームはさらにお話しました。
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