暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第120話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!後編
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メルクの星屑をスプーンで少しすくい皆で口の中に入れます……んんっ!?なんですかこの味は!?
「う、美味い!?グルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸とは違う新しい旨味が口いっぱいに広がっていく!?」
「こんな美味しい調味料は味わったことがないわ!」
イッセー先輩とリアス部長はまたスプーンでメルクの星屑を救って食べました。私も手が止まりません!
「うめぇ!こんな美味い調味料があったとは!?」
「手が止まらないよ!癖になっちゃう!」
「アンッ!」
アザゼル先生、イリナさん、テリーまでもが食べる手を止められなくなっています。
「ちょ、ちょっと皆!そんなに食べたらなくなってしまうよ!」
「ハッ!?」
ルキさんに止められて私達はなんとか手を止められました。しかしなんて美味しさなのでしょうか、まだ食べたいって思ってしまいます……
「俺もちょっとした好奇心で味見して見たけど中毒になりそうなくらい美味かったよ、気が付いたら無くなっていたんだ。幸い削り始めた時だったから良かったけど……」
「恐ろしいくらいの美味さだ、まるで麻薬食材のような中毒性だな」
ルキさんでも止められないくらいの美味しさ、それを聞いたイッセー先輩はメルクの星屑を麻薬食材のような中毒性だと言いました。
「えっ危険な食材なんですか?」
「体に害が出るようなタイプじゃないがとにかく美味すぎるんだな、食い過ぎに気を付けないといけないな。しかし細胞は進化していないな」
私は危険な食材なのかと尋ねますがとりあえず体に害はないそうです、ただ美味すぎて中毒になりそうなのが怖いですね。
先輩はメルクの星屑を食べても細胞が進化していないと言いました。私や祐斗先輩、朱乃先輩やルフェイさん、リンさんなども変化はないそうですね。
「調味料ですし普通に食べただけでは駄目なのかもしれませんね」
「なるほど、なら小猫ちゃんに料理を作ってもらってそれにかけてみよう。丁度新しい包丁も手に入ったしな」
「任せてください!」
イッセー先輩の言葉に私は笑みを浮かべてそう返しました。
その後私達は砂漠に戻ろうとしたのですが……
「師匠、実はもうフロルの風は無いんです」
「えっマジで!?じゃあどうやって戻るんだよ!?」
なんとフロルの風がもう無いとルフェイさんが言いました。不味いですよ!
「ふっふっふ、心配はご無用です。私はメロウコーラを飲んでレベルアップして新しい呪文を覚えました。その名もルーラです!」
「ルーラ?」
「はい、一度行った場所に行ける便利な呪文です。まあ洞窟とか閉鎖的な場所では天井に頭をぶつけてしまうという弱点もありますがいつでも好
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