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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第120話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!後編
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て包丁の刃の無い部分を撫でました。
「ルキさん、こんな素晴らしい包丁をありがとうございます」
「俺の方こそありがとう、小猫ちゃん。君たちのお蔭で俺は迷いなく包丁を作れた」
ルキさんは笑みを浮かべてそう言いました。
「初めてだったよ、師匠の代わりではなく自分の意志で包丁を作ったのは……その包丁は俺の会心の逸品だ、それで世界一になってくれ」
「はい!必ずなります!」
ルキさんの問いに私は強い意志を乗せてそう言いました。
「小猫、おめでとう!とってもよく似合ってるわ!」
「うん、凄くカッコいいよ!」
「これからまた美味しい料理を期待していますわ、うふふ」
リアス部長、祐斗先輩、朱乃先輩が褒めてくれました。というか祐斗先輩いつの間にか戻ってきていたんですね。
「それが伝説の竜デロウスの牙で作った包丁!?滅茶苦茶美味しいスクープだし!」
「イッセーのコンビの子がこんなにも立派になって……お義姉ちゃん嬉しいし!」
ティナさんが興奮した様子で詰め寄ってきてリンさんがうれし泣きしていました。
「良かったな、小猫ちゃん。その包丁とてもよく似合ってるよ」
「ありがとうございます、イッセー先輩」
「俺も負けていられないな、一緒に世界一のコンビを目指す以上もっともっと強くならないとな!」
「私ももっと料理の腕を磨きます!貴方と一緒に世界一のコンビを目指すために……!」
私とイッセー先輩はそう言って頷き合いました。
「ところで小猫ちゃん、その包丁の名前はどうする?」
「えっ名前ですか?」
「ああ、折角だし名前を付けてあげたらいいと思うんだ」
「そうですね、ならこの子の名前は『一閃』にしようと思います」
私はルキさんの話を聞いてこの包丁の名前を一閃にしようと決めました。
「一閃?もしかして俺の名前を?」
「はい、私の大切な人の名前を借りたいんです。いいですか?」
「勿論だ、俺も嬉しいよ」
イッセー先輩の名前を狩りて一閃と名を付けました。よろしくね、一閃。
「ところでルキ、例のアレは……」
「メルクの星屑だね、そこにあるよ」
「うおおおおっ!コレがメルクの星屑か!?」
イッセー先輩はルキさんの取り出した金色の粉を見て興奮しました。
もう、食べ物の事になるとそっち優先になるんだから……まあ私も気になりますが。
「すっごい綺麗ですぅ!まるで夜空に浮かぶ星々みたいですぅ!」
「ああ、見ているだけで虜になってしまいそうだ……」
ギャー君とゼノヴィアさんはうっとりしながらメルクの星屑を見つめていました。
「よし、じゃあ早速食べてみよう」
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