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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第120話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!後編
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らないなんて先輩は優しすぎますよ……


 因みに祐斗先輩は外でティナさんとリンさんにお説教をされています。まさか祐斗先輩がラッキースケベをしてしまうとは……


「ごめんな、時間があったから汗を流していたんだ」
「俺達は気にしてないよ、こっちこそ済まない。まさかあの斬撃が出来上がった包丁を軽く振って出来たものだとは思わなくてな……」
「俺も驚いたよ、まさかあそこまで切れ味が良いなんて……流石デロウスの牙だね」


 どうやらあの斬撃は完成した私の包丁を軽く振って起きてしまったモノみたいですね。凄まじい切れ味です。


「そういえば節乃お婆ちゃんは?ここにいたんだよな」
「うん、でも包丁が完成したのを見届けたら急いで一龍会長の元に行ってしまったよ。何でも知り合いの件で話があるって」


 イッセー先輩は姿が見えない節乃さんについてルキさんに尋ねると彼女はもうここを離れたと言いました。


「知り合い?もしかしてギリムの件か?」
「一龍さんだけでなく節乃さんもギリムと知り合いだったのでしょうか?」
「そういえば親父はあやめっていう名を口にしていたな。多分女性の名前だと思うしその人と知り合いなのかもしれないな」


 私とイッセー先輩は一龍さんとギリムの会話にあやめという人物の名前が出ていたことを思い出しました。


 とはいえ憶測で語っても真相は分かりません、また今度会った時に聞いてみましょう。


「それでルキさん、完成した包丁は何処にあるんですか」
「これがそうだよ」


 ルキさんは一本の包丁を取り出しました。


「こ、これが……!」


 その包丁はただならぬオーラを感じました。まるで生きているかのような存在感に皆が視線を釘づけにしています。


「さあ小猫ちゃん、手に取ってみてくれ」
「は、はい……」


 私は恐る恐る包丁を手に取りました、すると……


「包丁が輝いた!?」


 私の持っている包丁が眩く輝きました。


「……うん、どうやらその包丁は君を認めたみたいだね」
「そうなんですか?」
「ああ、俺も師匠から聞いたことがあるんだけど優れた料理人が優れた包丁を持つと輝きを放つことがあるらしいんだ。それは包丁が料理人を認めた証でもあるらしい」
「そうなんですか……」


 ルキさんの話を聞いて私は包丁をジッと見つめます。


「とても重いですね……まるでデロウスそのもののプレッシャーを感じます。でも私は先輩と一緒に世界一のコンビを目指すって決めたんです、必ずあなたを使いこなして見せます」


 私がそう言うと包丁は鈍く光を放ちました。


「これからよろしくね、私の相棒」


 私はそう言っ
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