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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第120話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!後編
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「な、なんだこれは!?」
私達は目の前の光景に驚きを隠せませんでした、何故ならメルクさん達が使っている工房が真っ二つに斬られていたからです。
「工房どころではないぞ、山まで斬られているじゃないか!?」
「い、一体何があったのでしょうか?」
ゼノヴィアさんは工房どころか山を切り裂いた斬撃を見て警戒してアーシアさんが怯えながら何があったのかと言います。
「まさか美食會が攻めてきたんじゃ……メルク包丁は美味い料理を作るのに必要だから独占しようと攻めてきた可能性がある!」
「そんな……じゃあルキさんは!?」
「節乃お婆ちゃんがいるなら問題は無いだろうが……じゃあこの斬撃の後は一体何なんだ?」
先輩の言葉に私は取り乱してしまいそうになりましたが節乃さんがいてルキさんが連れ去られるわけがありません。
しかしじゃあこの斬撃は一体何なのかと先輩は警戒を強めます。
「とにかく二人を探そう、危険だから単独行動はするな。ティナやアーシアはここにいろ」
先輩の指示で私達は二人を探すことにしました。私は朱乃先輩と一緒に辺りを捜索します。
「うーん、特に異常はありませんね」
「あの小猫ちゃん、仙術で辺りの氣を探ってみてはどうかしら?」
「あっその手がありましたね」
朱乃先輩の指摘に私はつい慌てていて仙術を使っていないことを思い出しました。
「えいっ」
私は仙術で辺りの氣を探ると……あっいました!この氣はルキさんかな?でも確かここって……
「うわあぁぁぁぁぁっ!?」
すると祐斗先輩の叫び声が聞こえました、私達は急いでその場所に向かいます。
「祐斗先輩、一体何が……えっ?」
そこには驚いて尻もちを付いている祐斗先輩と男がいるのに隠そうともせず堂々としていた裸のルキさんでした。やっぱり風呂場でしたか……
「や、やあ小猫ちゃん。待っていたよ」
「前を隠してください!」
私は近くにあったタオルをルキさんに投げました、いくら男として生きようと思っていても流石に裸は隠してください!
「小猫ちゃん!一体何があったんだ!」
「先輩は来ちゃ駄目です!」
「ぐわあぁぁぁぁぁっ!?」
私は風呂場に来ようとした先輩の目に指を突き刺しました。そしてちょっとした騒ぎになりましたがなんとか落ち着かせました。
「痛てて……俺も浮かれていて匂いを嗅ぐのを忘れていたぜ……まあ結果的にしなくて良かったけど」
「ごめんなさい、先輩……」
「いいよ小猫ちゃん、気にすんなって。このくらいなんともないよ」
先輩に撫でてもらい私は安心しました。咄嗟とはいえ目つきして怒
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