暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第120話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!後編
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長の名前が出たので私は首を傾げました。


「ええそうよ。少し前に若手悪魔が集まってパーティが開かれたらしいんだけどその際に若手同士でレーティングゲームをすることが決まったらしいの。そしてソーナは最初の相手にディオドラになったそうでレーティングゲームをしたんだけど負けてしまったそうよ」
「ソーナ会長が!?」


 私はソーナ会長が負けたと聞いて驚きました。聞けばソーナ会長は序盤は見事な作戦や指揮でディオドラを追い詰めていったそうですが、終盤になって突然ディオドラとその眷属がパワーアップして追い込まれてしまい劣勢になって押し負けてしまったみたいです。


「負けたことは残念だと思うけど一番重要なのはソーナの作戦や戦い方よ、なんでも負傷を前提にしたカウンターや人工神器を肉体にダメージを喰らう程の負荷をかけた使い方をしていたみたいなの。眷属を大事にするソーナらしくないやり方だと思ってね」
「確かに会長らしくないやり方ですね」


 グレモリーとシトリーは友好関係にあって部長と会長も幼いころから仲良しの友達です。だから私達もソーナ会長の人柄を知ってるのでそんな戦い方をしたことに驚きました。


「今は冥界で修行中らしいし夏休みが終わったら一度ソーナと話をしてみるつもりよ」
「それがいいですね、私達に出来る事があったら遠慮なく言ってください」
「ありがとう、小猫」


 ソーナ会長の事は気になりますが今はどうしようもないですし心の中で覚えておくことにしました。

 
 それから先を進んでいくと赤い砂漠が終わり普通の砂漠に脚を踏み入れました。そのまま一気に進んでいき私達はレンタルラクダのある町まで戻ってきました。


「おお、ゼブラ様!皆様もご無事で……!」
「お婆さん、ただいま」
「言っただろう、余裕で往復してやろうかってな」


 私達の姿を見たレンタルラクダのお婆さんや町の人たちが駆け寄ってきました。


「お婆さん、済まない。ラクダは一頭しか持ち帰れなかった」
「そんな、生きて帰ってきてくださっただけで良かったんです、気にしないでください」
「お詫びとしてだけどメロウコーラを一緒に飲もうぜ。世界で一番美味いコーラなんだ」
「ええっ!?」


 先輩はお詫びとして皆さんにメロウコーラを分けると言いました。私達もそれが良いと思ったので折角ですし沢山の人を呼ぼうって事になったんです。


 ゼブラさんは怒りましたが私が説得してなんとか納得してもらいました。


 噂が広がって砂漠に住んでいる人達が集まってきたのでもうちょっと食材を集めようとしていたのですが、不意に私の携帯が鳴ったので電話に出ました。


「はい、もしもし?」
『あっ小猫ちゃん?無事につながってよかっ
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