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とある愚者の転生記
麻帆良学園初等部編
第十八話 自分の力がどういうものか理解するんだ
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ころでしょうか。
 「悠久の風」の魔法世界での活動範囲は、主に魔法大戦時にダメージを受けた小国内となり、被災地での炊き出しやら復興支援のお手伝いやらでした。
  モンスターに襲われるような危険な場所での活動なんかもなく、魔法で瓦礫を吹き飛ばしたり、物資を転送したりで戦闘以外での魔法の使用を行いました。
 なのはやはやてが広域破壊呪文で瓦礫を消したのはさすがだと思いました。

 半月ほど手伝い、最後に3日ほど観光をすることができました。

 その際、色々調べましたが、わかる範囲では「ネギま!」の原作過去と違いはなさそうで、「アリカ女王」の悲劇等も確認できました。つまり、「メガロメセンブリア元老院」や「完全なる世界(コズモエンテレケイア)」がクロの可能性がかなり高いということです。

 魔法球も購入しました。魔法球とは原作で修行場に活用されていた、「ボトルシップ内の船が土地や建物になっており、そこへ魔法陣を通じて中に入れるマジックアイテム」で高額ですがいくつかの種類がありました。残念ながら、原作で出てきた「ボトルの内と外で時間の流れが違う」ものは、レア物すぎて売っていませんでした。
 ミッドチルダを始めとする管理世界では存在しない物らしく、リニスが嬉々として購入していました。あとは魔法の呪文書等も研究資料として購入しています。
 ミッド式魔法は、古代ベルカ魔法を近代ベルカ式魔法としてエミュレートして取り込んだように、様々な別系統の魔法を取り込んできた歴史があるらしく、西洋魔術や東洋魔術を研究して取り込む気のようです。とりあえず、西洋魔術の属性魔法を研究し、変換資質に頼らない効率的な属性変換を目指すみたいです。

 ちなみにこれらの資金はプレシアさんの特許等からの資金から来てます。
 貴金属を経由して現地通貨に替えることによって潤沢な資金があります。

 一応プレシア資金の使い道として、管理局の無限書庫の整理に資金を出し、スクライア一族を雇い整理させてます。チームを組んで3年ぐらいで整理できるようです。整理の仕事しか依頼していないので、原作のユーノのように執務官から資料の請求をされ、休み無く探すなんてことは生じてないはずです。

 次はアリアドネーに行って魔法学校を見学したり、グラニクスで格闘技を見てみたいと思った夏休みでした。



 夏休みも終わり、新学期が始まると毎日のトレーニング場所を購入した魔法球へとシフトしていきました。
 トレーニング用に魔改造した魔法球は残念ながら時間制御はできませんが、封時結界を中で張ることで、なのはvsはやての魔法大戦をもおこなえるようになり、魔法組にも大変好評です。
 一度調べてみたのですが、魔法球は四次元ポケットに入りますが、どうやら人が入っている魔法球は制約によって四次元ポケ
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