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おぢばにおかえり
第七十七話 おみちの本その六

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「そうね」
「そういうことも嫌いなんで」
「そのこと自体はいいことね」
 私もこう思えました。
「本当に」
「そうなんですね」
「ええ、それで教典とかは読んで」
 それだけでなくです。
「いつもね」
「実践することですね」
「そうしてね」
「実行ですか」
「そうよ、それが一番大事なの」
 おみちはです、またこのことをお話しました。
「だから今からでもね」
「実行ですね」
「ひながたになる人を見てね」
「そうしてですね」
「やっていってね、今も言うけれど新一君は反面教師をよく見るから」
「ああはなるまいじゃなくて」
「ああなりたいと思ってやるとね」
 そうすればです。
「ずっといいから」
「いいお手本をいつも見ることですね」
「ああはなるまいだと相手の人を蔑むし」 
 新一君は特にそうだと思います、嫌いな相手は徹底的に嫌って憎むので。
「いつも嫌な感情抱くでしょ」
「実際僕はそうですし」
「だからね」
「ああなりたいですね」
「そう思って実践していってね」
「そうします」
「そこを心掛けてね、そうしたらね」
 今思ったことです。
「嫌いな相手を徹底的に嫌う癖性分もね」
「なおっていきますか
「そうかも知れないから」
 それで、です。
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