第九十六話 ラッキーナンバーその十六
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「そうでしょ」
「何処かの人かで善悪決まらないしね」
一華もそれはと返した、そうしてそのうえでスペインの娘に対して考える顔になってそのうえで話した。
「特撮の悪役みたいなのも何処にもいるでしょ」
「そうでしょ、どの国にだってね」
「いい人も悪い人もいるわよ」
「だからよ」
「バスクの人達もそれは同じね」
「そのことがわかっているから」
それでというのだ。
「別にね」
「バスクの人達でもなのね」
「友達よ、ゲバラさんだって」
チェ=ゲバラ彼もというのだ。
「凄くいい人だったっていうし」
「キューバの子も言うわね」
「自分が率先して動いてね」
「悪いことを言わないで前向きな」
「ヒーローみたいな人だったしね」
「そうした人がバスクの人にもいたから」
「そのことも知ってるし」
だからだというのだ。
「偏見はね」
「ないのね」
「そのつもりよ」
こう一華に話した。
「スペインじゃ独立運動で揉めてるけれどね」
「それでもなのね」
「正直独立して欲しくないわよ」
「あんたとしては」
「スペインは今のスペインのままでね」
スペイン王国と言われるというのだ。
「その状態でね」
「あって欲しいのね」
「そう思ってるから」
「独立して欲しくないのね」
「それで独立を言う意見には反対だけれど」
それでもというのだ。
「バスクの人達自体にはね」
「偏見はないのね」
「お友達もいるしね」
「そうなのね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「私はね」
「いい考えね、独立とか厄介な運動があっても」
「そう、人は関係ないでしょ」
「個人はね」
「それこそ特撮に出て来るみたいな悪人ざないと」
スペインの娘は笑って話した。
「いいでしょ」
「日本の特撮の悪役って凄いからね」
「もう見ているだけで腹が立って仕方ない」
「そんな奴多いでしょ」
「ああいうのって何処でもいるし」
それでというのだ。
「バスク人でなくてもね」
「日本人でもね」
「ああした連中でもないとね」
「あんたは嫌わないのね」
「ええ、問題はその人よ」
あくまでというのだ。
「人種や国籍や民族でなくてね」
「それがわからないとね」
「駄目よね」
「私実は特撮で嫌いなキャラ多いのよ」
一華は自分のこのことも話した。
「結構以上にね」
「嫌な悪役多いから」
「だからね」
まさにその為にというのだ。
「そうだけれど日本の特撮だし日本人っていう設定のキャラがね」
「多いわよね」
「もう悪魔より悪い様な」
そうしたというのだ。
「腐れ外道がね」
「日本人よね」
「そうだったりするから」
特撮ではというのだ。
「それにこの学校だと世界中から人が来て」
「
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