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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第119話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!前編
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しかいない」


 マンサム所長の説明に私は納得しました。なるほど、第0ビオトープの職員達は一龍さんが認めた猛者しかなれないって訳なんですね。


「ちなみにお主らが出会った事のある与作やメルク、桜や愚衛門なども第0ビオトープの職員じゃ」
「なにぃ?与作だと?」


 一龍さんは今まで出会った人たちの中にも第0ビオトープの職員がいると教えてくれました。その中にいた与作さんの名前を聞いたゼブラさんが不機嫌そうに顔を歪めます。


 あっ、そっか。ゼブラさんは与作さんと鉄平さんに刑務所に入れられたんでしたね。


「てめぇ与作の同僚か?ならあいつをぶち殺す際の参考にしてやる、オラこいよ」
「ゼブラさん!?」


 なんとゼブラさんがラップさんにケンカを売り始めました。


「四天王ゼブラか、噂通りの男だな」
「だったらなんだ?怖気ついたか?」
「ああ、止めておこう。私もただでは済まないだろう」
「……ふん、正直だな」


 ラップさんがそう言うとゼブラさんはつまらなそうに呟きました。


「ゼブラさん!喧嘩は止めましょう?もうすぐメロウコーラが出てくるはずですしお腹も空いたでしょ?私沢山ご飯を作りますから!」
「……ふん」


 私がそう言うとゼブラさんは引いてくれました、よかったぁ〜……


「なんだゼブラ、猫に甘いじゃねぇか。まあ猫の飯は美味いからな、お前もハマっちまったか」
「殺すぞてめぇ」


 煽るサニーさんにゼブラさんが殴りかかりました、仲が良いですね。


「小猫ちゃん、そういえばメロウコーラは……」
「確かあっちにありましたよね?行きましょう」


 私達は急いでサラマンダースフィンクスの元に向かいました。でも……


「あ―――っ!?コーラが蒸発してるぅ!?」


 ギリムの炎でコーラが蒸発していました。


「なんてこった!やっとの思いでここまで来たのに……!?」
「大丈夫ですよ、先輩!コーラはまだ出ます!」


 落ち込むイッセー先輩に私はまだコーラはあると言いました。


「どういうことだ?」
「最初に出したのは涙腺の上っ面に溜まっていた灰汁です、勿論それも立派なコーラですけどその後が本命なんです」
「本命?」
「はい、このレシピ本によるとその後に恐ろしいほどのコーラが出てくるみたいなんです。この部屋をコーラのプールにしてしまうくらいの量が!」
「なら……」


 私達はサラマンダースフィンクスに視線を向けます、すると彼は涙腺を再び肥大化させて泣き始めました。そして……


 ブワシャァァァァァァァァッ!!


「で、出たぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


 勢いよくコーラの涙を出しま
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