暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第119話 さらばグルメピラミッド!小猫ちゃんの包丁の完成とメロウコーラの実食!前編
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シも出てきたんじゃが」
「なるほど……」


 IGOはニトロを監視していると前に話を聞いたので一龍さんたちがここに来た理由が分かりました。


「それでニトロはどこにいるのですか?」
「確かギリムに吹っ飛ばされた後大人しいな、伸びてるのか?」


 私達はレイさんにニトロの事を聞かれたのですがギリムの乱入で正直今まで忘れていました。この部屋にいるとは思うので探したのですが……


「いないな、まさか逃げたのか?」
「いや俺の鼻には奴の匂いは確かにあった、だがギリムとの戦闘中に一瞬で消えてしまったな」


 マンサム所長の言葉にイッセー先輩がそう言いました。


「一瞬だが聖剣のオーラを感じた、あれは多分コールブランドだ」
「えっお兄様が?」
「ああ、どさくさに紛れて空間を斬り裂いてニトロを回収したのかもしれない。あいつも美食會だからな」


 イッセー先輩は一瞬聖剣のオーラを感じたと話しそれがコールブランドだと言います。


 ルフェイさんは驚いていましたが確かにあの聖剣を持つアーサーなら空間を斬り裂いてニトロを奪う事も出来るでしょうね。


「つまりニトロは奪われたと言う事ですか?」
「レイさん、すまない。もう少しニトロに気を付けておくべきだった」
「いえイッセーさん達はギリムという恐ろしい男を相手にしていたんです。仕方ありません」


 先輩はレイ局長に頭を下げますが彼は気にしないでと言いました。


「ニトロは奪われましたがまだ我々にはやるべきことがあります……ラップ」
「はい」


 するといつの間にかゴーグルとヘルメットのような帽子を付けた男性がいました。


「先輩、あの人は?」
「いや俺も初めて見たな」


 どうやら先輩も初めてお会いしたみたいですね、ただ強者だということは分かります。


「はじめまして、美食四天王イッセー。私はラップ、IGOの職員だ」
「どうも、イッセーです。しかし貴方みたいな強そうな人がいたなんて知りませんでしたよ」
「そりゃそうじゃ、ラップは『第0ビオトープ』の職員じゃからな」
「第0ビオトープだと!?」


 ラップさんと挨拶をかわすイッセー先輩は彼のような猛者に会ったことが無いのが不思議だと言いました、確かにIGOに所属してるならイッセー先輩が知っていてもおかしくないんですよね。


 でも一龍さんの言葉に先輩や四天王の皆さんも驚いていました。


「ビオトープは1から8までしかないんじゃないのか?」
「それは人間界の話だ。ラップが所属している第0はグルメ界にある」
「じゃあ彼は……」
「グルメ界の環境に適応した人間だ、第0ビオトープは少数精鋭ですべて会長が直接スカウトした猛者
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