第二千九百五十二話 シーランドの歴史は
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第二千九百五十二話 シーランドの歴史は
シーランドはアエリカの歴史を読んで思いました。
「そういえばシー君こうした歴史ねえですよ」
「そういえばそう」
クーゲルムーゲルも言われて頷きました。
「僕も」
「そうでやがりますよ」
「それでどう思う」
「いや、シー君はシー君です」
こう言うのでした。
「だからです」
「こうした歴史がなくてもなんだ」
「いいですよ」
「シーランドはシーランド」
「そうでやがりますから」
笑顔で言うのでした。
「別にいいですよ」
「そこでそう言うのがシーランドだね」
ラドニアはここまで聞いて頷きました。
「心が大きいね」
「だからシー君心はもう大国ですよ」
にこりと笑って言うシーランドでした。
他の国のことはいいと思っても羨んだり妬んだりすることはない、シーランドはそんな心を持っているのです。
第二千九百五十二話 完
2023・9・26
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