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夢幻水滸伝
第三百十五話 ネクロマンサーの戦いその十三

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「それは幸せの原点や」
「まさにですね」
「そやからな」 
 それでというのだ。
「あたしの内政はこれからもな」
「そうした世の中ですね」
「そうなる様にですね」
「進めていかれますね」
「そうしてくわ、ミシガン州を統一したら」
 その時はというのだ。
「ほんまな」
「州全体をですね」
「平和で豊かにして」
「誰もが美味いもんをたらふく食える様にしますね」
「そうするわ」
 こう言ってだった。
 ルイーザは三人と共に食べつつ内政のことも話していった、そしてだった。
 ミシガン州の殆どの街や村が自分達から若しくはルイーザが送った使者の言葉を聞いて降り降らない街や村に軍を送り武力で従わせ。
 州を統一してからだ、彼女はこんなことを言った。
「一つの目的は達したな」
「そうですね、遂にです」
「州の統一を果たしました」
「それを適えました」 
 州の主立った者達がルイーザに応えた。
「そうなりました」
「そしてですね」
「これからですね」
「この世界を救う為に何をするか」 
 真顔で言うのだった。
「それがな」
「問題ですね」
「一つの目的を達成してもです」
「それで終わりではない」
「左様ですね」
「そやからな」
 それでというのだ。
「ここはな」
「どうするかですね」
「一体」
「一つの目的は達しましたが」
「それでもですね」
「これで終わりやない」
 ルイーザは確かな声で述べた。
「むしろや」
「はじまりですね」
「そう言っていいですね」
「ルイーザ様にとっては」
「あたしの目的はこの世界を救うことや」
 まさにというのだ。
「そやからな」
「それで、ですね」
「そこをどうするか」
「それが大事ですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「これで終わりやない」
「左様ですね」
「それではですね」
「これからどうされますか」
「一体」
「暫く様子を見たい」
 ルイーザは腕を組み考える顔でだった、周りの者達に答えた。
「まずはな」
「そうですか」
「では州の内政に専念されますか」
「そうされますか」
「そや、そしてや」 
 そのうえでというのだ。
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