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仮面ライダーAP
夜戦編 蒼き女豹と仮面の狙撃手 第6話
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ない状態となっている。だがそもそも、「強化服を着た改造人間」と「生身の人間」の間には、隔絶された力の差というものがある。
 強化服の力を借りたクランツ曹長の腕力は、この状態であっても完全には無力化し切れていなかったのだ。どれほど首を絞められ抵抗力を奪われ、力の差を覆されようとも、彼は諦めず最後まで抗おうとする。

「……っ! んっ、くぅうぅ、んんぅっ……! 見上げた復讐心、ねっ……!」

 パンティがずり下ろされて行く中で、真凛の白い爆尻も「丸出し」にされて行く。それでも真凛は怯むことなく、クランツ曹長の顔面に下腹部を密着させたまま、その首を太腿で締め続けていた。彼の頭部が真凛の太腿と股間で密閉され、その視界が暗黒に包まれる。

「んっ、くぅうっ……! あぁああっ……!」

 さらに大きく真凛の背が仰け反り、太腿や鼠蹊部、膝裏からじっとりとした汗が滲み出て来る。ウェーブが掛かった黒のロングヘアが振り乱され、肩甲骨を寄せて正面に突き出された豊満な爆乳が、だぷんっと躍動する。熟れた肉体から噴き上がる汗の滴が、その白い柔肌をなぞっていた。

「ごぉお、ぉおッ……あ、あぁッ……! おの、れ、ぇえッ……」
「んはぁあっ、はぁっ、はぁっ、んぁあっ……!」

 このせめぎ合いを最後に制したのは――真凛だった。ついに意識を手放したクランツ曹長が膝から崩れ落ち、ゆっくりと倒れ伏して行く。その様を見届けながら床の上に降り立った真凛は、淫らに息を荒げながら汗ばむ乳房と桃尻を揺らしていた。

「はぁっ、はぁんっ、はぁあっ、んぁあっ……!」

 チャイナドレスを押し上げる規格外の肉体は、よりじっとりと深く汗ばみ、芳醇な雌の匂いを分泌している。荒い呼吸で肩を上下させている真凛の貌は扇情的な色を帯びており、寄せられた眉と悩ましげに開かれた唇、漏れ出る甘い吐息が、彼女の「消耗」を物語っていた。

(……今のは、かなり……危なかった(・・・・・)わね)

 歴戦の元捜査官である彼女といえども、クランツ曹長のしぶとさは予想外だったようだ。汗に塗れた豊満な肉体から滴り落ちる滴が、長く優美な白い美脚を舐めるように伝っている。
 ぷっくりとした艶やかな唇に張り付いた髪先。生尻(・・)が露わになるまでずり下がっているパンティ。それらの「乱れ」が、彼女が感じていた「焦り」を証明していた。

「……寝付きの悪い子。さすがは現役の陸軍兵士ね。並の構成員よりもずっとしぶといわ」

 ずり下がっていたTバックのパンティを引き上げ、桃尻にしっかりと食い込むように穿き直しながら。ようやく息を整えた真凛は、昏倒したクランツ曹長を怜悧な面持ちで見下ろしている。食い込みを直す指先の動きに応じて、安産型の巨尻がぷるぷると揺れ動いていた。

「んっ……」

 
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