夜戦編 蒼き女豹と仮面の狙撃手 第6話
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一瞬のうちに物陰から飛び出した真凛が、爆乳と爆尻をばるんっと揺らしてナイフを投げ飛ばしたのだ。
「なッ……ミルド軍曹ッ!? き、貴様ァッ!」
(他の兵士達とは装備が違う……。どうやら、スナイパースパルタンの余剰部品を使った特殊強化服を着ているようね。けど、頭部を防護出来ていないなら同じことよ)
先ほどまで隣に立っていた部下が、悲鳴を上げる暇もなく事切れる。その瞬間を目の当たりにしたクランツ曹長は、闇に紛れて真っ向から急接近して来た真凛に銃口を向けようとしていた。この専用ライフルの火力なら、生身の人間など一瞬で赤い霧と化す。しかしそれよりも遥かに疾く、真凛は地を蹴って大きく跳び上がり、専用ライフルの射線をかわしてしまう。
「……はぁッ!」
空中に跳び上がった真凛はそこで、くびれた腰を一気に捻る。次の瞬間、大きな弧を描くように振り抜かれた彼女の白い美脚が、専用ライフルの銃身を横薙ぎに蹴り付けていた。華麗にして優雅な回し蹴りが、クランツ曹長の銃に命中する。
「ぬ、ぁッ……!?」
「……ここまで近付かれては、せっかくの火力も宝の持ち腐れね?」
チャイナドレスのスリットによって際立っていた、肉感的な長い脚。そのリーチを活かした空中回し蹴りが炸裂した瞬間、衝撃の反動によって真凛の爆乳と爆尻がばるんっと揺れ動く。確かな「手応え」を得た真凛は、妖艶な笑みを溢していた。
一方、銃を蹴られて僅かによろめいたクランツ曹長の動きには、大きな「隙」が生まれていた。その好機に乗じて、一旦着地した真凛は即座に再び跳び上がり、クランツ曹長の「頭上」を取る。
「なッ、にィッ……!?」
「これで……終わりよ」
ジャンプの際にチャイナドレスの裾がふわりと舞い上がり、真凛の白い美脚と――むっちりと実った安産型の桃尻が、頭上を取られたクランツ曹長の視界を覆ってしまう。Tバックのパンティが深く食い込んでいる彼女の白い巨尻は、その豊満な二つの桃を露わにしていた。
(ま、不味いッ……! この女……出来るぞッ!)
だが、驚愕の表情でその「絶景」を仰ぐクランツ曹長には、見惚れていられる暇など無かった。専用ライフルの銃身を横薙ぎに蹴られた衝撃で、僅か一瞬でも姿勢を崩された彼は、真凛に対して致命的な「隙」を晒してしまっていたのである。
「むがッ……!?」
「……お休みなさい。永遠に、ね」
濃厚な雌のフェロモンを匂い立たせている真凛の股間が、クランツ曹長の顔面にむにゅりと押し付けられて行く。その瞬間――肉感的な白い太腿に挟み込まれた彼の首が、凄まじい力で締め付けられていた。
「ぐむぅうッ! むぐぅあぁあ……!」
「……っ! 思ったより、しぶといっ……!」
その締め技は完璧に極まっており、並の人
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