第百十七話 お巡りさんの名前その四
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「確かに」
「だからな」
「解脱しても先があって」
「大人になってもな」
「まだまだですね」
「二十歳と四十歳で全く違うんだよ」
同じ大人と言っていい年齢でもというのだ。
「人生の経験ってやつがあってな」
「それで違いますね」
「もっと言えば六十歳ともな」
「違うんですね」
「二十歳とな」
そうだというのだ。
「またな」
「そうしたものですね」
「だからな」
「大人になってもですね」
「色々とな」
「勉強していくことですね」
「政治家でも五十過ぎて馬鹿なことしか言わない奴いるだろ」
こうもだ、マスターは言った。
「野党に多いよな」
「そうですね、女の人でも」
「あれは大人になってもな」
「全く勉強していないんですね」
「いい大学出ていてもな」
例えそうであってもというのだ。
「それから全く勉強していないとな」
「ああなるんですね」
「そうだよ、全くの無能にな」
それにというのだ。
「なるんだよ」
「あの人達酷いですよね」
「どう見ても酷いだろ」
「それもかなり」
「ああなるんだよ」
「大人になっても全く勉強しないなら」
「勉強しないとああなるんだよ」
大人になっても人生、人間として必要なことを学ばないとというのだ。
「裁決の時暴れたりな」
「自分達が反対だからですね」
「民主主義は多数決だからな」
これが原則だからだというのだ。
「もうな」
「裁決で負けたなら」
「それでな」
「大人しくすべきですね」
「そうだよ、それで暴れるなんてな」
「暴力なので」
「問題外だよ、あんなの学校でもしないだろ」
こうも言うのだった。
「それをする様になったら駄目さ」
「絶対に」
「ああ、ああなったらな」
それこそというのだ。
「悪ガキ以下だよ」
「学校の」
「それも小学校のな」
「野党の人達はそうですね」
「だから質問しても小学校の夏休み前の生徒集会のそれみたいなんだよ」
マスターはこうも言った。
「それでもな」
「それでも?」
「世の中馬鹿も多くてな」
それでというのだ。
「そんなのに投票する奴もいるんだよ」
「それで当選するんですね」
「ああ、それか選挙に行かなくてな」
投票自体行わずというのだ。
「まともな人に票が行かないでな」
「そうした人が通るんですね」
「生まれてから何の努力もしていない様なな」
そうしたというのだ。
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