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ドリトル先生の落語
第六幕その一

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                第六幕  落語家さんの方から
 先生はいつも通り論文を書いていきます、今学んでいるものの本を読んでそして次またその次の論文になる落語の本もです。
 さらに読んでいきます、そんな中で研究室で動物の皆に言われました。
「いつも通り学問に熱心だね」
「次の論文の本も読んで」
「その次の落語の本も読んでるね」
「本当にどんどん本を読んで」
「論文も書いていっているね」
「そうしているよ、しかしね」
 先生は本を読みつつ皆に言います、見れば読む速さはかなりのものでページをぱらりぱらりと読んでいっています。
「落語は読めば読む程ね」
「奥が深くて」
「それでだね」
「学んでいて楽しい」
「そうだっていうんだね」
「そうだよ」
 笑顔での返事でした。
「だからどんどん学べるよ」
「それはいいことだね」
「先生にとって学問は生きがいだけれど」
「もう何よりも楽しい」
「だからだね」
「学んでいくね」
「これからも。そして」
 そのうえでというのです。
「いい論文を書くよ」
「そうするね」
「今もそうして」
「これからもだね」
「学んでいくね」
「そうしていくよ」
 こう言って本をどんどん読んでです。
 パソコンで論文を書いていきます、そして三時になると先生の大好きなティータイムとなりますがこの日はといいますと。
 日本の熱いお茶に三色団子におたべそれにわらび餅です、先生は和風の三段ティーセットを前にして目を細めて言いました。
「この和風のね」
「組み合わせもだよね」
「素敵よね」
「本当に」
「落語のお話をしていてだし」
「丁度いいわよね」
「そう思うよ」 
 実際にと答える先生でした。
「僕もね」
「そうだよね」
「私達もそう思うわ」
「最近日本のお笑いのお話よくするし」
「落語もだし」
「それじゃあね」
「和風が嬉しいよ」
 お茶を飲んででした。
 先生は皆に応えました、そして三色団子を食べてまた言いました。
「このお団子美味しいね」
「そうだよね」
「おたべも美味しいし」
「わらび餅もね」
「お茶にも合って」
「最高だよ」
 皆も笑顔で言って食べています、そのうえでの言葉です。
「和菓子のよさときたら」
「優しい甘さで」
「しかも繊維質が多くて健康で」
「本当にいいね」
「そう、和菓子はお菓子の割に糖分も控えめで」
 先生は今度はおたべを食べてお話しました。
「繊維質も多いんだ」
「小豆とかきな粉とか使ってるからね」
「他にもそうした素材だから」
「甘くても」
「それでもだね」
「健康的なんだ」
 そうだというのです。
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