オペレーション5_5 for 7 ?終曲?
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「この5人でさ、いろんなことを話したいなって。」
「いろんなことって?」
「今までの歴史で起きたこととか、今私達が抱えている問題とか、そういうの。」
アヤネは具体的ではないものの、やりたいことを話す。
「それなら、議論系の同好会を作るのはどうだ?5人いれば、同好会としての設立は可能だろ?」
アヤネの話を聞いてリョウトは提案する。
「俺はその意見に賛成。価値観がみんな違うから、いい話ができるかも。」
「活動時間は短くなるかもしれないけど、俺も賛成。最近、母さんも少しは俺の意見を取り入れてくれるようになったし。」
ナリユキとアキヒサも賛成する。
「同好会って、第一、部長とかは誰にするの!?」
マユカは困惑する。
「そんなん、マユカに決まってっしょ。マユカの祖父さんは昔ウルトラ警備隊の隊長やってたんだし。」
「そんな、急に言わないでよ!まぁ、でも、あの文句しか言えない文芸部を辞めるのにはちょうどいい理由かも。それじゃ、早速活動申請書でも書こうか。」
マユカ達は屋内に入り、階段を降り始めた。
それから暫く経ち、キリヤマ達はレストランに集まり食事を取っていた。
「にしてもダンの奴、もう少し残って挨拶くらいしていけばよかったのに。」
フルハシは言う。
「仕方ないでしょ。今回は調査でこっちに来ただけで、すぐに戻らないといけなかったみたいよ。」
ワイングラスを置きながらアンヌは答える。
「それより、国際平和機構が解体になったのは意外な事件だったな。」
「おかげで、こうしてまた会えたんだ。それを喜ぼう。」
ソガとキリヤマはワインを飲みながら語らう。ニミンダ長官が宇宙人であったことから国際平和機構に捜査のメスが入り、その結果役員の3分の2が侵略目的の宇宙人であること、何より日本支部長の白倉の正体もまた、地球の爆破を狙うバド星人であったことから、国際平和機構の安全性は崩壊し解体となり、その切っ掛けとなったキリヤマ達の活動は不問となったのだった。
「なに、我々だけで解決できない事態に直面したら、ダンならきっと焦って駆けつけてくれるだろう。あいつはそういう奴だろ?」
「確かにそうね。」
キリヤマ達はダンとの思い出話に花を咲かせていたのだった。
一方、M78星雲に帰還したセブンは、訓練施設でウルトラマンゼットの組手の相手をしていた自身の息子、ウルトラマンゼロを見ていた。それに気づいたゼロとゼットは組手を止め、セブンに近づいた。
「親父、地球での調査は済んだのか?」
「ああ、急を急ぐほどではなかったから、お前達の組手を見たくてな。」
「ゼットの奴、まだまだって所だろ?」
「なんだ?二万年早いのか?」
「親父!俺の口癖でからかうな!」
ゼロとセブンのやり取
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