オペレーション5_5 for 7 ?終曲?
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ルハシは反応する。
「その前に、セブンに吐きつけられた糸を調べてみたんだ。調べた結果、糸がエネルギーを電気に変換してラルバスターに転送しているようだった。」
「つまり糸を破壊できれば!?」
「ああ、ダンを救えるかもしれない。」
アマギは説明をする。
「だが、どうやってそれを実行するんだ?」
キリヤマはアマギに質問する。
「そのことだが、ついて来てほしい。」
アマギは小型の機械を操作する。すると、石切り場の一部が開き通路が現れ、アマギを先頭にキリヤマ達はついて行く。
「みんな、これを見てほしい。」
アマギは扉を開き、あるものを見せる。
「これは!?一体どうして!ウルトラホークがここに!?」
キリヤマが驚くのも無理はない。アマギが見せたウルトラホークは本来、ウルトラ警備隊解隊の際に全機解体されたはずなのである。
「国際平和機構の方法を、懐疑的に感じていた支援者達の協力で、ついに全機復元出来たんだ。」
アマギは喜びを隠せない声色で言う。
「こいつさえあれば、百人力だ。」
「そうね。まさか、ウルトラホークがあるなんて思わなかったわ。」
ソガとアンヌも喜んでいる。
「だが、ウルトラホークを出撃させるということは、国際平和機構の命令に背くことだ。今度は死ぬまで開放してもらえないかもしれないが、大丈夫か?」
その光景を見ながらアマギは確認を取る。
「大丈夫だと答えるとわかっていたから、俺達をここに呼んだんだろ?」
キリヤマの言葉にソガは頷く。
「俺達は今まで、何十回とダンに助けられたんだ。だったら俺達は、何百回だってダンを助けるんだ!」
フルハシは力強く答える。
「そうね。人間の底力、見せてあげましょう。」
アンヌも了解し、キリヤマ達はウルトラ警備隊の大福に着替える。
「ウルトラホークを飛ばせば、確実にラルバスターとジスタード星人は反応し、我々を狙うだろう。そこで、ウルトラホークはすべて囮としてラルバスターの相手に回り、マグマライザーでセブンの手足の糸を破壊し、太陽エネルギーの吸収でセブンを救う。この作戦で行こう。」
キリヤマは作戦を立案する。
「3号には新しく自動操縦の機能を搭載してある。3号には乗らず、マグマライザーに乗って行動するほうがいいでしょう。」
アマギは補足する。
「よし、作戦は大方決まったな。作戦の開始は日の出の時間、5時5分がいいだろう。作戦名は、『オペレーション 5_5 for 7』とする。」
キリヤマは作戦の方針を固める。
「待ってろダン、すぐに助けてやるからな。」
フルハシは誰よりも早く準備を開始した。
夜が明け、ラルバスターは再び地上に現れる。エネルギーを完全に失ったウィンダムは怪獣カプセルに戻っており、その
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