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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第十八話 帰ってきたサイヤ人! 超戦士はねむれない?
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イヤ人同士の用事ってのは...こうするんだよなぁ?」
俺はベジータに向かって拳を振るった。その拳はベジータにあたることなく空振り、互いは一歩後方に引いた。
「ほう、この俺に挑むとは。今の俺は苛ついてるんだ。手加減はできんぞ?」
「それはこっちのセリフだぜ...」
両者は敵を見据えて構えをとった。ベジータはお決まりのポーズを。俺は右足を後ろに下げ左腕を前に突き出し、右腕を握りしめた。
互いに地を蹴り距離を詰める。いきなり超至近距離の肉弾戦だ。
荒野の中心で拳を交える二人の余波で、周りの岩山がどんどんと崩れ落ちた。
「チッ...?そこだ!」
ベジータのパンチを薙ぎ払い、顔に拳を入れ込んだ。ベジータは一瞬顔を歪めると、その表情は不敵な笑みへと変わり、姿勢を一瞬で変え俺に回し蹴りを叩き込み下へ蹴り飛ばした。
何とか態勢を整え受け身を取り、バク転をして衝撃を緩めたが、そこにベジータが突っ込んできていた。ギリギリのところで上空に逃げ、突撃をからぶったベジータに向けて返しに気弾の雨を浴びせる。しかしベジータはそんなの関係ないといわんばかりに突っ込んできて強烈なアッパーをかましてきた。
「いってぇな...こんにゃろ。」
俺が血が垂れた口を指で拭い、顎をさすっているとベジータが挑発をしてきた。
「どうした。貴様の力はそんなものではないだろう。界王拳とやらはどうした。」
「界王拳か...今はもっといいものがあるんだ。」
「ほう、面白い。ならば見せてもらおうか。その技を。」
「いいだろう。ただ、ビビッて逃げるんじゃねぇぜ?」
「笑えるハッタリだ。この俺が雑魚を前に逃げると思うか?」
「そこまで言うなら見せてやるさ。この俺のフルパワーを。」
俺はベジータに言われた通りに気をため始めた。髪が逆立ち、気のオーラはどんどんと強まる。
流石に体に感覚を覚えさせてすぐの変身だったので、すぐには変身が出来なかった。
それでも俺は気を全身に滾らせた。髪色はじきに金色にへと変化し始めた。
ここでベジータが驚き声を漏らした。
「まさか...貴様も...」
その声に俺は笑みを浮かべ更に気を高めた。俺は腕を顔の前でクロスさせ、それを振り払うと同時に気を解放した。戦闘への高揚が身を包む。
「さぁ始めようぜ、ベジータ。その身で味わってもらおう。超サイヤ人の力を。」
ベジータは額に血管を浮かべさせていた。
カカロットだけでなく自分も超サイヤ人になれることが癪に障ったのだろう。
ベジータはその後など考えず気を全開放して俺に突っ込んできた。その拳を俺は人差し指一つで受け止める。
「なっ...」 ベジータは動揺が隠しきれていなかった。
自身の全力の攻撃が指たった一本で受け
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