第五幕その十二
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「楽しむわ」
「それではな」
「メニューは違ってこちらは後になるけれど」
「お互いにな」
「楽しみましょう」
「そうしようぞ」
見ればノーム王達はです。
ソーセージやベーコンだけでなくジャガイモ料理も出して盛大に飲むだけでなく食べはじめてもいます、そうしつつ言うのでした。
「陽気にな」
「ええ、是非ね」
「しかしビールは美味い」
今も飲みつつ言います。
「実は餃子や焼きそばやお好み焼きもな」
「おつまみにしているのね」
「そしてな」
そのうえでというのです。
「串カツなりな」
「そうしたものもなのね」
「おつまみにしておる」
「枝豆に冷奴もよいのう」
ドワーフ王も言ってきました。
「ビールには」
「唐揚げもじゃな」
「おお、それもよいな」
ノーム王のお言葉に笑顔で応えました。
「ビールには」
「お主もそう思うか」
「思わぬ筈がない」
それこそというのです。
「一度食べてな」
「これはよいと思ったな」
「色々な食べものが味わえる様になってな」
そうしてというのです。
「実にな」
「よいのう」
「全くじゃ」
「オズの国に美味いものが増えた」
「実によい」
「ではこの歴訪の間もな」
「そちらも楽しんでいこう」
是非にというのでした。
そしてです、ビールもソーセージも楽しみ。
夜には夜空を見てまた言いました。
「飲んで気持ちよくなってな」
「そのうえで見る夜空の何といいことか」
「実に奇麗じゃ」
「お月様もお星様もな」
「金色に優しく輝くお月様にじゃ」
「色々な色に輝くお星様」
「実にいいのう」
肩を組み合ってお話します。
「そのうえで寝る」
「まだ国々を訪問しておらんが」
「それでもな」
「今で充分楽しいな」
「全くだ」
「このまま楽しもうぞ」
「今は夜空をな」
とても仲良くお話してでした。
ノーム王はドワーフ王と一緒に皆と仲良く夜空も楽しみました、そのうえで最初に訪問する国に向かうのでした。
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